北京モーターショー2016

独メルセデス・べンツ、ロングホイールベースモデルの「Eクラス」

中国専用に140mm延長して後席の快適性を向上

2016年4月25日(現地時間) 発表

 独メルセデス・ベンツは4月25日(現地時間)、北京モーターショー2016(会期:4月25日~5月4日)で、ホイールベースを140mm延長するなど中国専用開発となる「Eクラス」のロングホイールベースモデルを公開した。

 Eクラスのロングホイールベースモデルは中国市場向けに専用開発された車両で、生産はダイムラーとBAICの合弁会社BBAC(北京ベンツ自動車)で行なわれる。

 ホイールベースを140mm延長することで、ボディサイズも140mm延長となる全長5063mm。後部座席の快適性を高めるとともに、インテリアには高級素材を使用して現代的な豪華さを持つクルマに仕上げたという。

「Eクラス」のロングホイールベースモデル「E 320 L」

 北京モーターショーではアウディも「A4」のロングホイールベースモデルを発表するなど、中国市場のニーズに合わせたモデルの投入が続いた。いずれのモデルも後部座席に乗り込んで座り心地などを確認する人が後をたたず、注目が高かった

 このほか、メルセデス・ベンツブースでは「Gクラス」を頂点にSUVラインアップを数多く展示していたのが印象的、SUV市場におけるメルセデス・ベンツの存在感を示していた。

Gクラス
SUVラインアップから数多くのモデルを展示した

編集部:椿山和雄