イベントレポート

【フランクフルトショー 2019】ブリヂストン、同社初のオールシーズンタイヤ「WEATHER CONTROL A005」

欧州のタイヤラベリング制度においてウェットグリップ性能Aグレード獲得

2019年9月12日~22日(現地時間) 一般公開

WEATHER CONTROL A005

 ドイツのフランクフルトで開催された「フランクフルトモーターショー2019」(9月10日~22日:一般公開)。ブリヂストンは、欧州市場で展開している同社初のオールシーズンタイヤ「WEATHER CONTROL A005」など、同社の主力タイヤを展示した。

 展示されたWEATHER CONTROL A005に貼られたラベルを見ると、欧州のタイヤラベリング制度において、ウェットグリップ性能でAグレード、転がり抵抗性能でCグレードを実現させていることを示していた。また、タイヤのサイドウォールを確認すると、M+S(マッド・アンド・スノー)の表記と冬用タイヤとして使用できるスノーフレークマークを備えていることが確認できる。

WEATHER CONTROL A005

 同社が発表した報道資料によると、WEATHER CONTROL A005は、1年中の利便性、優れたコントロール性、安全性を求めるユーザーのニーズを満たすように設計したという。

 タイヤパターンについては、他ブランドのオールシーズンタイヤと同様にV字のデザインを採用。サイドウォールのデザインなど、タイヤ全体の印象としてサマータイヤに近いデザインに仕上がっているのが印象に残った。

WEATHER CONTROL A005

 ブリヂストンブースでは、そのほかにも欧州タイヤラベリング制度のウェットグリップ性能でAグレードをフルラインアップで達成した初めての冬用タイヤ「BLIZZAK LM005」や、サマータイヤの「TURANZA T005」なども展示されていた。

BLIZZAK LM005
BLIZZAK LM005
TURANZA T005
TURANZA T005
自転車用エアレスタイヤの体験コーナーも用意された
ブリヂストンブース

編集部:椿山和雄