イベントレポート

ジェイテクトブースのテーマは「ULTRAアカルイミライ」 公募で選出された企業マスコット「ジェイにゃん」「テクニャン」も登場

一般公開日:2023年10月28日~11月5日

入場料:1500円~4000円

登壇した佐藤和弘社長(中央)とジェイにゃん(左)、テクにゃん(右)

「ULTRAアカルイミライ」を出展コンセプトとするジェイテクトでは、同社の基本理念に基づいて実現を目指す明るい未来の姿を表現。カーボンニュートラルの実現、社会インフラとしてのドローンの活用、広がり続ける楽しさと快適の輪、安心・安全な食を世界に、働く人を笑顔に、をキーワードとして、モビリティにとどまらないあらゆる産業領域の「ULTRAアカルイミライ」に実現に貢献する製品や事業を紹介している。

ジェイテクトのベアリング製品
鬼ベアリングを使用したロードサイクル用ホイール。他社製品と比べて回転の滑らかさが異なることが体験できる
ジェイテクトのステアバイワイヤ
リチウムイオン電池や燃料電池をサポートするジェイテクト製リチウムイオンキャパシタ
小型軽量化したことで、ドローンにも活用できる
小型化されたeAxle用減速機の展示

 登壇したジェイテクトの佐藤和弘社長は、「ジェイテクトは2006年に誕生して18年、ベアリングと工作機械、そしてモビリティには欠かせない曲がる、走るという自動車部品の3つの柱をメインでやってきました。そしてモビリティの電動化、自動化、生産現場の無人化など、少し前まで夢だったような話が、すでに実現しているものもあります。一方で、私たちが直面する社会課題の解決にも挑戦していく必要があります」とあいさつ。さらに「自動車に関わるビジネスにおいては小型化、軽量化、シンプルな構造が求められ、ジェイテクトはその分野で、エコで競争力のある製品を開発しています。産業用ドローンの運動性や安定性向上のためのリチウムイオンキャパシタの開発も行なっています。一方、2050年には24億人分の不足が見込まれるタンパク質については食用昆虫が注目されており、弊社では食用コオロギの自動生育システムの開発も進めております」と続けた。

株式会社ジェイテクト 取締役社長 佐藤和弘氏
EVに活用されたジェイテクト製品のイメージ
ドローンに活用されたイメージ
タンパク質危機に対して貢献するため、コオロギの自動飼育に挑戦するイメージと、実際に飼育されるコオロギ

 このほか、「わくわくこうさく!JTEKTとあそぼ。」では、ブースオリジナルの子供向け工作教室を開催。YouTubeの特設チャンネルでは、NHKの人気番組「わくわくさん」監修の工作動画が配信されている。

 また「ultra QUIZ J~知って得するジェイテクト」では、ジェイテクトの技術の秘密や製品と、同社の工作機械のユーザーでもあるローカルプロレスラーの「スーパー・ササダンゴ・マシン」さんによる「煽りプレゼンショー」が開催されるなど、楽しいイベントが目白押しだ。

 プレゼンテーションの最後には、同社のキャラクターである「ジェイにゃん」と「テクにゃん」が登場し、佐藤社長と共にポーズを決めた。

原 アキラ