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「ジャパンモビリティショー2023」チケット販売開始 1500円~4000円で5種類のチケットを設定

2023年8月30日 発売

1500円~4000円

ジャパンモビリティショー2023のチケット販売が始まった

 自工会(日本自動車工業会)は8月30日、東京ビッグサイトを中心に10月26日~11月5日に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」のチケットを販売開始した。

「一般入場券」や割安の「アフター4」チケットに加え、通常より早く入場できる「アーリーエントリー」チケットや、一般公開日前の10月27日に先行体験できる「プレビューデー」チケットなど数種類を用意。価格は1500円~4000円。各種チケットはオンライン販売のみとなり、会場での取り扱いはない。

ジャパンモビリティショー2023チケット価格

 新生ジャパンモビリティショー2023は、自動車業界の枠を超えて、他産業やスタートアップ、来場者を含め、日本の未来を新しい仲間と一緒に創っていくショーへと進化。今回のチケットの発売開始にあわせ、共創していく最新の出展社の状況や、「フルモデルチェンジ」を体現する最新のコンテンツ情報を発表。また、最新の参加社数は、前回開催の「東京モーターショー2019」の192社の出展・参加を大きく上まわる過去最高の400社を突破したという。

 自工会は、「自動車業界だけでなく、他産業もスタートアップも多く参加し、生まれ変わったイベントとして開催する」としている。

シンボルコンテンツ「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」

 Tokyo Future Tourでは、現時点で140社の企業が参加を表明。自動車業界だけではないオールインダストリーで、来場者に「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」を届けるプログラム。全5つのコンテンツで構成されている。

 未来の東京を没入映像体験できる「Immersive Theater(イマーシブシアター)」では、大型のモニターに囲われた空間で、未来の東京の街を大迫力の音と映像で没入体験を提供。ここから始まるTokyo Future Tourの各コンテンツの入口となる。

各コンテンツの入口となるImmersive Theater(画像はイメージ)

 モビリティが変える未来を感じられる「体験型コンテンツ」では、LIFE/EMERGENCY/PLAY/FOODの4つの切り口を用意。「LIFE&MOBILITY」では、モビリティが変える未来の移動シーンと街並みを、ミュージカル仕立てで構成。「EMERGENCY&MOBILITY」では、災害大国日本の未来で、人と協調して活躍するモビリティを表現し、単なる展示ではないショー演出で体験できる。「PLAY&MOBILITY」では、モビリティが拡張するスポーツや遊びの楽しさを、モビリティを活用しながら体験可能。子供も体験でき、幅広い層が楽しめるエリアとなっている。「FOOD&MOBILITY」では、農作物の生産から配送、調理から配膳まで、食のあらゆるシーンで活躍するモビリティを体感でき、移動のみならず拡張するモビリティの役割を理解できる内容となっている。

体感型コンテンツは4つのエリアで展開される(画像はイメージ)

「Startup Future Factory(スタートアップフューチャーファクトリー)」は、スタートアップと大企業が出会い、モビリティ産業の未来を担うスタートアップを育成する場で、「Pitch Contest&Award」「ビジネスマッチングイベント」を開催。

 Pitch Contest&Awardは11月4日に開催が予定されており、事業開始初期のスタートアップ、この事業段階のニーズである資金調達だけではなく、投資家へのアピールや、自社をPRする面においてもスタートアップを支援するという観点で、スタートアップの権威による厳選な審査も行なわれる。

 ビジネスマッチングイベントは会期中に5回開催され、災害/少子高齢化/地域創生/環境/ウェルビーイングなど、各テーマに沿ってモビリティ関連企業と、最新技術とアイデアをもつスタートアップ企業とを引き合わせることで、新規ビジネスの創出を含め、それぞれの企業の成長とモビリティ産業の拡張を加速を狙う。

 なお、Startup Future Factoryでは、これからの未来を担う起業家の斬新なアイデアや想いに触れることができ、みんなで「ワクワクする未来」を考える機会を提供する予定とされている。

さまざまな実力者が集う

 日本の未来について討論するトークショー「Japan Future Session(ジャパン フューチャー セッション)」では、「モビリティと未来」という共通テーマを軸にサステナビリティやAIといったテーマのセッションに加えて、アウトドア、モータースポーツ、おもちゃといった柔らかいテーマまで、期間中、日替わりで実施。子供から大人まで楽しめる幅広いテーマで展開される。

トークショーは子供から大人まで楽しめる幅広いテーマで展開するとしている

 次世代モビリティを試乗体験「Personal Mobility Ride(パーソナルモビリティライド)」では、実用フェーズにある少し先の次世代モビリティを試乗体験して、モビリティに乗る楽しさを感じられるコーナーとなる。

モータースポーツやアウトドアシーンを感じられるコンテンツも用意

 そのほかにも、今回初めてとなるモータースポーツエリアを設置。屋内展示エリアでは、レースカー展示に加え、e-Motorsportsの全日本大会の決勝やトークショーを行なうほか、レースに携わるメカニック、エンジニア、レースクイーンも参加するイベントを実施。屋外ではプロドライバーによるレースカーのデモランやタイヤ交換デモなど、モータースポーツの魅力を存分に味わえるコンテンツが用意される。

 また、日本RV協会との連携でキャンピングカーエリアを初設置。アウトドアシーンにおけるモビリティの楽しさを体験できるエリアも設けられるほか、屋外無料エリアでも、軽トラ市、働くクルマ展示、スーパーカー展示など、日替わりでさまざまなプログラムが実施される。

魅力的なグルメコンテンツを提供する「フードコート」も設置

 フードコートでは、グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしー(橋本陽)氏がグルメ総合プロデューサーに就任。ジャパンモビリティショーの開催を記念して、厳選した肉の名店が集う「Japan Meat Show」も同時開催され、予約半年待ちの人気店「肉山」、日本初のバーガー選手権で優勝した「SHOGUN BURGER」、横浜中華街で行列が絶えない焼小籠包の「王府井」などが出店する。

 そのほかにも、クルマで食べに行きたい「ご当地グルメ」エリアや、会場を1周して世界旅行気分に浸れる「ワールドグルメ」など、総合エンターテインメントとして魅力的なグルメコンテンツが予定されている。

環境に配慮したエンタメステージ「H2 Energy Festival」初開設

 今回の新たな試みとして、有料エンタメエリアを開設。モビリティの未来を支える水素エネルギーを使った特設ステージにて、数々のアーティストによるライブ、芸人のお笑いライブや、東京FMによる公開生放送など、この祭典をさらに盛り上げるコンテンツを用意。

 なお、エンタメエリアのチケットは、モビリティショーのチケットとは別途購入する必要があり、収容人数1万人規模(スタンディング)の会場で、毎日さまざまなパフォーマンスが展開される。エンタメエリアのチケットは9月9日発売で、料金は平日2000円~3000円、土日祝3000円~4000円。10月30日は終日無料となる。

ジャパンモビリティショー2023 チケット情報&企画コンテンツ説明会(8/30)