イベントレポート 東京オートサロン 2020
スズキ、KATANAデザインのスイフトスポーツなどを展示
釣り向けのジムニーシエラ、アーバンスポーツをコンセプトにしたハスラーも
2020年1月10日 16:38
- 2020年1月10日~12日 開催
- 入場料:特別入場券3500円、大人一般入場券2500円、中・高校生一般入場券1800円(全日とも保護者同伴に限り小学生以下無料)
幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2020」(1月10日~12日)。スズキのブースでは、19年振りに復活させた新型オートバイ「KATANA」をイメージした「スイフトスポーツ KATANA EDITION」を展示。釣りをテーマにした「ジムニーシエラ」や、スケートボードをモチーフにした「ハスラー」などで、アウトドア用途や若者に向けてアピールしていた。
KATANAの雰囲気をまとい、よりスポーティさを強調したスイフトスポーツ
スイフトスポーツ KATANA EDITIONは、スズキが2019年に発売した新型オートバイ KATANAとコラボレーションしたコンセプトモデル。KATANAのシルバーをベースにしたボディカラーで、赤いラインやKATANAのロゴマークをアクセントにすることで、個性的な雰囲気と「風を切って走るイメージ」を演出している。
ワイドフェンダーを採用するとともにホイールをインチアップさせ、ボディの迫力を強調。インテリアでは各部のガーニッシュをチタンの焼け色のような見た目にしたり、カーボン柄をふんだんに配したりすることで、レーシーなイメージとオートバイのフィーリングを加えている。
ロッドケースを装着するジムニーシエラと天井が輝くハスラー
「釣り」をテーマにしたというコンセプトモデル「ジムニーシエラ マリンスタイル」は、「ジムニーシエラ」をベースにカスタムしたもので、まさに釣り人のための高いユーティリティ性能を誇る1台に仕上がっている。
海を感じさせるオリジナルのボディカラーに加え、ルーフの両サイドには釣り道具(ロッド類)を収納できる円筒状のケースを装備。本来ならスペアタイヤを取り付けるリアゲートには、タイヤの代わりにオートバイ用キャリアで有名なGIVIのケースを装着している。
ハイルーフにしたことで居住空間が広がり、ラゲッジスペースの頭上にはネットによる新たな収納スペースを用意。滑り止めの効果もある強度の高いウッド調のシートがラゲッジスペースの床面やリアゲートを保護するなど、実用性にも配慮したカスタマイズが施されている。実際の船に利用されているという3連メーター風ディスプレイをダッシュボードに取り付けるといった遊び心も面白い(機能はしない)。