イベントレポート 東京オートサロン 2021
日産、ワーケーションに最適な「NV350キャラバン」コンセプトカー 都会でも大自然でも最高のオフィスに
スポーティな新型ノートベースのカスタムカーも公開中
2021年1月15日 13:01
- 2021年1月15日 公開
日産自動車は、「東京オートサロン2021」内の「バーチャルオートサロン」にブースを出展するとともに、特設サイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」で「NV350キャラバン」のコンセプトカー「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」、新型「ノート」のコンセプトカー「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」を公開した。
本来であれば、1月15日~17日に千葉県にある幕張メッセで開催される予定だった東京オートサロン2021だが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いリアルのイベントは中止となってしまった。その代わり、オンライン会場となる「バーチャルオートサロン」が1月15日9時に公式サイトで立ち上がり、インターネット上でオートサロンを楽しむことが可能になっている。
バーチャルオートサロンと連動する形で公開された「NISSAN CUSTOMIZE 2021」では、2020年7月に発表したクロスオーバーEV(電気自動車)「アリア」や2020年9月に公開した「フェアレディZ プロトタイプ」、NISMOロードカーやプレミアムスポーティブランド「AUTECH」のコンセプトカーなど、オートサロンで展示される予定だったさまざまなモデルを見ることが可能になっている。
注目はNV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPTとNOTE PLAY GEAR CONCEPTの2台。NV350キャラバンのコンセプトカーは好きな場所でデスクワークができるよう「オフィスポッド」を組み合わせているのが特徴で、状況に応じてオフィスを車内に格納してプライベート性を保ったり、バックゲートから引き出して大自然の中で仕事をしたりすることが可能。それにとどまらず、仕事の合間にくつろげるよう室内からアクセスできるルーフバルコニーなども用意され、ワーケーションが可能なビジネスマンには特に注目が集まりそうな1台に仕上がっている。
また、室内では専用のUVライトでフロアカーペットを照らすことで隠れていた絵柄デザインが浮かび上がったり、後席のガラスをスイッチ1つで透過モード/遮光モードに切り替え、カーテンを開閉することなくプライベート性を確保できるギミックを有する。加えてグローブボックスでは、菌やウイルスの付着が気になる財布やスマートフォンといった身の回りの小物を殺菌することも可能という。
このNV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPTについては、「NISSAN CUSTOMIZE 2021」内で公開されているイメージムービーで詳細が確認できる。
一方、NOTE PLAY GEAR CONCEPTは2020年12月にフルモデルチェンジした新型ノート e-POWERに、スポーティで存在感のあるアクセサリーを装備したコンセプトカー。外観ではスポーティなエアロと17インチアルミホイールに加え、存在感のあるルーフボックスを装着。また、ボディカラーはマットダークグレイメタリックにマットピンクゴールドのアクセントカラーを配した上質感の高そうなものになっている。
同コンセプトカーの詳細は不明なものの、新型ノートでは4WDモデル(228万8000円~244万5300円)を2020年度内に発売することが予告されている。NOTE PLAY GEAR CONCEPTの写真が雪上を背景にしたものなので、4WDモデルが正式発売された暁にはNOTE PLAY GEAR CONCEPTが装着するアクセサリー類も登場する!?
そのほか、1月15日にはオーテックジャパンがキックス「AUTECH」を3月3日に発売することを発表しており、その特徴についてオーテックジャパン 社長兼最高経営責任者の片桐隆夫氏が動画で製品概要を紹介している。こちらも合わせてご確認いただきたい。