イベントレポート 東京オートサロン 2026

GM、「コルベット Z06」マイナーチェンジ 初の特別仕様車「サントリーニ エディション」公開

2026年1月9日~11日 開催
「コルベット Z06」初の特別仕様車「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」とゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 若松格氏

 千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ(千葉県千葉市)で、カスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2026」が1月9日~11日の会期で開催されている。

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレー コルベット」ブランドとしてホール6に出展している。V型8気筒DOHC 5.5リッター「LT6」エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「コルベット Z06」のマイナーチェンジと、初の特別仕様車「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition(サントリーニ エディション)」を発表。

 ブースではサントリーニ エディションと、V型8気筒OHV 6.2リッター「LT2」エンジンを搭載し特別アクセサリーを装着した「コルベット COUPE 2LT」も展示している。

特別仕様車「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」

「コルベット Z06」マイナーチェンジと特別仕様車「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」

「コルベット Z06」はレーシングモデルの「C8.R」と並行して開発され、米国で2022年に販売開始。日本では2023年5月に開催された「シボレーファンデー2023」で初公開されたモデル。

「コルベット Z06」はサーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルとして設計・開発。搭載エンジンは最高出力475kW(646PS)/8550rpm、最大トルク623Nm(63.6kgfm)/6300rpmを誇る新型V型8気筒DOHC 5.5リッター「LT6」エンジンを搭載し、8速DCTを介して後輪を駆動する。

 今回のマイナーチェンジにより、ドライバーを包み込むような14(ドライバー)、12.7(センター)、6.6(補助タッチスクリーン)インチの3画面からなるインフォテインメントシステムを搭載。新たなアニメーションと洗練されたデザインのスピードメーター、パフォーマンス、トラクションマネージメントなどの情報を即時に確認できる。これまで「コルベット E-Ray」にのみ搭載されていたパフォーマンスアプリも標準装備する。これによりリアルタイムの馬力とトルクが表示される。強化されたパフォーマンスデータレコーダーは車内データをリアルタイムで分析し、すべてを記録する。

 さらにGoogleビルトイン(新車から8年間は無償で利用可能)を搭載し、常にインターネット回線に接続された状態になり、GoogleマップやGoogleアシスタントなどを利用でき、音声によるエアコンやナビの操作、メッセージ送信などができる。専用アプリを使ってスマートフォンから車両状態の確認、空調操作なども可能になる。

 価格は「クーペ 3LZ」が2680万円、「コンバーチブル 3LZ」が3020万円。日本仕様は右ハンドルで、デリバリーは2026年春ごろを予定している。

特別仕様車「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」

 展示されているサントリーニ エディションは、新色のボディカラーにギリシャのサントリーニ島をイメージしたブルーの内装、ブルーにペイントされたブレーキキャリパーなどを装備した、コルベットシリーズ初の特別仕様車。販売台数はクーペが10台、コンバーチブルが10台。「コルベット Z06」と同じ「LT6」エンジンを搭載し、価格は「クーペ 3LZ」が2900万円、「コンバーチブル 3LZ」が3100万円になる。デリバリーは2026年春ごろを予定する。

「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」のディテール
「コルベット Z06 COUPE Santorini Edition」の室内
V型8気筒DOHC5.5リッター「LT6」エンジン

アクセサリー装着車「コルベット COUPE 2LT」

「コルベット COUPE 2LT」は特別アクセサリーを装着したモデル。搭載エンジンは最高出力369kW(502PS)/6450rpm、最大トルク637Nm(65kgfm)/5150rpmのV型8気筒OHV 6.2リッター「LT2」エンジンを搭載し、8速DCTにて後輪を駆動する。価格は1420万円。

「コルベット COUPE 2LT」
「コルベット COUPE 2LT」
V型8気筒OHV 6.2リッター「LT2」エンジン
「コルベット COUPE 2LT」のディテール
「コルベット COUPE 2LT」の室内

シボレー、コルベットにとって挑戦的で意欲的な年に

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 若松格氏

 プレスカンファレンスではゼネラルモーターズ・ジャパン 代表取締役社長 若松格氏が登壇し、発表と解説があった。

 コルベットは1953年にデビュー。2019年7月にアメリカで発表された8世代目コルベットがシリーズとして初めてミッドシップエンジンレイアウトを採用し、2020年1月には東京オートサロンで新生シボレー コルベットが発表されるといったコルベットシリーズのこれまでを紹介。この新生シボレー コルベットについては日本では右ハンドルを導入し、約8割が新規オーナーだという。そして2023年には「ZO6」、2024年には「E-Ray」、2025年には「ZO6 コンバーチブル」を導入している。

 さらに「Z06 GT3.R」が、2025年シーズンのIMSAウェザーテックスポーツカー選手権 GTDプロクラス」において、マニファクチャラー、ドライバー、チームの3部門全てのチャンピオンシップを獲得したこと、さらにヨーロピアン・ル・マン・シリーズで、アメリカ車として史上初めてドライバーとチームの両部門でチャンピオンシップを獲得し、ル・マン24時間レースへの招待券を獲得。また富士スピードウェイで開催されたFIA 世界耐久選手権 富士6時間耐久レース(WEC)においてもLMGT3クラスで優勝するといった、耐久レース実績の報告があった。

 最後に若松社長から、「サーキットで磨き上げられたレーシングDNAは、市販車にも確実に受け継がれています。こうしたレース活動を通じて得られたデータを元に設計開発されたパフォーマンスモデルが、『シボレー コルベット Z06』です。『コルベット Z06』『コルベット Z06 COUPE Santorini Edition』双方の販売を、1月9日の14時から開始します。美しさとオリジナリティを兼ね備えたスペシャルモデルに仕上がっています。今年もシボレー、そしてコルベットにとって挑戦的で意欲的な年になります」と、新しくなったコルベット Z06シリーズの販売開始の発表があった。

 なお、ブースでの一般入場は事前予約制となり、登録した先着2000名にはオートサロン2026限定の「オリジナルステッカー」がプレゼントされる。

オートサロン2026限定「オリジナルステッカー」のプレゼント
ブースでの一般入場は事前予約制となる
村上俊一