イベントレポート 東京オートサロン 2026
センシングとAIの実体験ができるパナソニック オートモーティブシステムズブース
2026年1月10日 18:08
- 2026年1月9日〜11日 開催
千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ(千葉県千葉市)で、カスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2026」が1月10日〜12日の会期で開催されている。
パナソニック オートモーティブシステムズは、東ホール8に出展。センシング機能やAIを活用することで乗員がよりここちよい車内空間を実現した「WELL Cabin Craie2(ウエル キャビン クレ2)」、イタルデザイン(Italdesign)が外装を手がけたインバウンド向け観光送迎サービス「WELL Cabin GranLuxe(ウエル キャビン グランリュクス)」、マッサージや水素チャージが楽しめる「WELL Cabin OFFMO(ウエル キャビン オフモ」を展示している。
パナソニック オートモーティブシステムズは、国内外の自動車メーカーにインフォテインメントシステムをはじめとする先進技術を提供している企業。企業ビジョンとして「世界一の『移ごこちデザイン』カンパニー」を掲げ、ソフトウェアがモビリティを変革していく時代に、誰もがここちよく移動できる「移ごこち」のよい移動空間の創造を目指す。今回のブースコンセプトでは、“AI x UX=「移ごこちデザイン」が実感できる空間”を掲げている。ブースは同社のセンシングとAIを活用した最新の先進技術が体感できる作りとなっている。
ブースの通路側に向けては、今回使われているセンシングとAIの基礎的な技術を手軽に試すことができるコーナーが設けられている。
乗員全員のここちよさを追求する「WELL Cabin Craie2」
「WELL Cabin Craie2」は、乗員全員がここちよく移動できるよう、車内の前後座席全員分のピラー部分にセンシング用のカメラを搭載。車外のカメラやステアリングのバイタルセンサーなどから得られる情報も合わせ、搭載AIがマルチモーダルに推定する。これにより、心拍数と発汗から運転手が苦手なルートを避けるルート案内をしたり、乗員の指さし動作で車外の情報を取得したりする機能を実現している。
デモでは、フロントウィンドウ前に道路などの風景映像を投影し、それに合わせて実際に操作したり、反応を感じたりすることができる。ステアリングは動きに合わせて微振動し、各個人の反応でシートに埋め込まれたスピーカーから声でAIからの応答が聞こえてくる。花火を見るシーンでは、指さし動作によって、花火の種類を画面で教えてくれる。
対話型AIアテンド機能付き観光送迎サービス車両「WELL Cabin GranLuxe」
透過する大画面ディスプレイに、対話型AIアテンド機能の「WELL Attendant」を搭載して、移動しながら観光情報などで案内してくれる、観光送迎サービス車両だ。外装デザインはイタルデザイン(Italdesign)が担当し、日本古来の伝統柄である“青海波”をあしらったデザインとなっている。
AIサーバーと常に通信していて多言語に対応しており、インバウンド向けの送迎などを想定している。これとは別車両だが、THE LUXURY FLEETの「トヨタ アルファード WELL Cabin Luxe」が、すでに試験的にサービスを開始している。
デモ用に車外にも同じサイズの透過ディスプレイを設置していて、実際にAIと会話しながら北海道の移動中を再現したデモを体験できる。
オフグリッドモビリティ「WELL Cabin OFFMO」
「WELL Cabin OFFMO」は、災害時も活用できるコンパクトなオフグリッドモビリティで、中身は入れ替えて活用できる。「プライベートマッサージルーム」「水素チャージルーム」の2種を展示する。車内には、パナソニックのナノイー発生器を装備する。
「プライベートマッサージルーム」では、パナソニックのマッサージチェア「リアルプロ」を搭載。「水素チャージルーム」では、エイム社の水素カプセル「AirPod」シリーズ「APE35H」を、エフェクトメイジ社が製造・販売するキャンピングトレーラー「X-cabin」に搭載している。
なお、ブースを体験してアンケートに答えると、コンパクトに折りたたんで持ち運べるオリジナルブランケットがプレゼントされる。



























