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スズキ、鈴木修会長と本田治副社長が経営責任の明確化のため辞任

取締役や役員は7月以降の月額報酬を減額

2016年6月8日 発表

6月29日付けでスズキ株式会社の代表取締役会長(CEO)鈴木修氏(右)がCEOを辞退、代表取締役副社長 本田治氏(左)が退任する
代表取締役社長(COO)の鈴木俊宏氏以下、各取締役や役員は7月以降の月額報酬を減額

 スズキは6月8日、同日に開催した取締役会で代表取締役会長(CEO)の鈴木修氏がCEOを辞退、代表取締役副社長 本田治氏が退任する人事を内定したと発表した。実際の人事異動は6月29日に開催予定の定時株主総会終了時となる。

 この発表のなかで、異動の理由を「経営責任の明確化のため」としており、合わせて役員報酬の減額も明らかにされている。役員報酬の2015年度の賞与を代表取締役と取締役は辞退、専務役員と常務役員は50%減額。また、7月分以降の月額報酬についても10%~40%の減額としている。