メルセデス・ベンツ、装備のスリム化で137万円安を実現した「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」

特別仕様車「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」

　メルセデス・ベンツ日本は、「Aクラス」の特別仕様車「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」を100台限定で8月上旬に発売する。全車右ハンドル仕様で価格は583万円。

　ボディカラー別に「コスモスブラック」50台、「カルサイトホワイト」50台の計100台を用意するこの特別仕様車では、同社が「量産4気筒ターボエンジンでは世界一パワフル」とする最高出力280kW（381PS）/6000rpm、最大トルク475Nm（48.4kgm）/2250-5000rpmを発生する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載する「メルセデスAMG A 45 4MATIC」をベースに、0-100km/h加速4.2秒といった優れた加速性能やサーキット走行まで見据えて強化された足まわりなどの基本性能はそのままに、シートの仕様をレザー/パワーシートからレザーDAINAMICA/マニュアルシートに切り替え。そのほかの装備でも純正HDDナビのCOMANDシステム＆TVチューナー、キーレスゴー、リアアームレストなどを非装着にするといった装備のスリム化により、ベース車の720万円という価格から137万円安の価格を実現した。なお、メルセデスAMGの車両で500万円台という価格設定はこのモデルが初めてになるという。

ボディカラーは「コスモスブラック」（写真）と「カルサイトホワイト」の2種類を用意。それぞれ50台、計100台を販売する

シート表皮をレザーからレザーDAINAMICAに変更するといった装備のスリム化により、価格を137万円安の583万円とした