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テスラ、100kWhの新バッテリーで航続距離600kmを超える「モデルS P100D」

近日中に日本で発売予定のSUV「モデルX」でも選択可能に

2016年8月24日 発表

1480万円

モデルS

 テスラモーターズ ジャパンは8月24日、EV(電気自動車)セダン「モデルS」に、推定航続距離613km(NEDC)となる新バッテリーサイズ100kWhの「モデルS P100D」をテスラストアとオンラインで発売した。価格は1480万円。

 モデルS P100Dは、デュアルモーターを搭載する4WDモデルで、EVの市販車として初めて600kmを超える航続距離を特徴とする。これまでオプションであった「ルーディクラス モード」が標準装備され、0-100km/h加速タイムは2.7秒という。

 既にモデルS P90D ルーディクラスを注文しているユーザーは、納車前であれば115万2000円高でバッテリーを100kWhにアップグレードが可能。また、既に納車されてモデルS P90D ルーディクラスを使用するユーザーでも100kWhパックにアップグレード可能。その場合はアップグレード費に使用済みの90kWhパックのリサイクル費用が加算される。

 なお、近日中に日本で発売予定のEVSUV「モデルX」にも、100kWhのバッテリーサイズを選択可能にするとしている。ルーディクラス モードのオプションを追加した「モデルX P100D」の場合、0-100km/h加速タイムは3.1秒、推定航続距離(EUサイクル)は542kmになるとしている。

モデルX