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スズキ、「全方位モニター付メモリーナビ」が「Android Auto」に対応する更新ソフト配信開始

「VICS WIDE」「ETC2.0車載器との連携サービス」なども追加して利便性を向上

2016年10月17日 配信開始

新たに「Android Auto」などに対応した「全方位モニター付メモリーナビゲーション」

 スズキは10月17日、軽乗用車の「スペーシア」「アルト ラパン」「ハスラー」、小型乗用車の「ソリオ」「イグニス」の5車種にメーカーオプションとして設定している「全方位モニター付メモリーナビゲーション」の機能を拡充させる更新ソフトウェアの配信を開始した。

 新しいソフトウェアバージョン「VER.03.00.09」では、Googleが提供しているAndroid OSを採用したスマートフォンとカーナビを連動させる「Android Auto」に対応。AndroidスマホをUSBケーブルを使って接続することで通話、音楽再生、メッセージ送受信など多彩な機能がナビ画面で操作可能になる。なお、Appleの「CarPlay」については、1月25日に配信を開始した更新ソフトウェア「VER.01.02.00」ですでに対応している。

 これに加え、高精度の渋滞回避案内や災害情報の受信などが可能になる新交通情報サービス「VICS WIDE」、ETC2.0車載器と連携した高速道路の料金割引といった新サービスにも対応。検索可能な施設の追加などナビゲーション性能を向上させ、利便性をさらに高めている。

 更新ソフトウェアへのアップデートは、使っているメモリーナビゲーションのソフトウェアバージョンを確認の上、アップデートファイルのダウンロードサイトから更新ソフトウェアをダウンロード。圧縮されているデータを解凍し、8GB以上の容量を持つUSBメモリ(NTFS形式フォーマット)を使ってメモリーナビゲーションにデータを移す。アップデートの予想時間は約40分。注意事項などの詳細は、上記のダウンロードサイトを参照していただきたい。