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日産、「リーフ」「e-NV200」新車購入者の急速充電料金を2年間無料にするキャンペーン

内容を改めた「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2」加入受付スタート

2016年12月1日 発表

マイナーチェンジで航続距離を最大280kmに拡大して2015年12月24日に発売した「リーフ」

 日産自動車は12月1日、EV(電気自動車)の「リーフ」オーナー向けのサポートプログラム「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」のサービス内容を改定。新たに商用EV「e-NV200」もプログラムの対象としたほか、月額会費の引き下げなどを行ない、名称を「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)」に改めて加入受付を開始した。

 また、この新プログラムの開始に合わせ、10月28日以降にリーフ、またはe-NV200を新車購入し、ZESP2の新規会員登録をすると、ZESP2の「使いホーダイプラン」の月額会費2000円(税別)が2年間無償となるキャンペーンを実施している。

 新たにスタートしたZESP2は、従来プログラムに含まれていた6カ月ごとの点検や初回車検などの「メンテナンスサポート」を別立てのサービスに独立させ、料金プランをリニューアル。従来は3000円(税別)/月で日産販売店と日本充電サービス(NCS)の急速充電器で無料充電できる「スタンダードプラン」、1482円(税別)/月で日産販売店の急速充電器で無料充電できる「ライトプラン」の2種類が用意されていたが、ZESP2では2000円(税別)/月で日産販売店とNCSの急速充電器で無料充電できる「使いホーダイプラン」、1000円(税別)/月で日産販売店とNCSの急速充電器で15円/分で充電できる「つど課金プラン」をラインアップ。また、各プランでは1.5円/分でNCSの充電スポットにある普通充電も利用できる。

新しい「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2」では商用EV「e-NV200」もプログラムの対象となった
料金プランが一新され、「使いホーダイプラン」では2000円(税別)/月で日産販売店とNCSの急速充電器で無料充電できる

 このほか、従来プログラムでも行なわれていたカーナビ内の充電スポット情報の更新やオペレータサービスなど利用できる「ITサポート」、出先で発生したクルマのトラブルを24時間365日体制でサポートする「エマージェンシーサポート」、日産レンタカーを利用したときの基本料金が最大50%OFFになる「日産レンタカー割引」などを継承。両プランで共通サービスとして提供する。

 なお、利用できる急速充電スポットは、従来プログラムがスタートした2014年10月の時点では日産販売店約1750基、NCS約3300基の約5050基だったが、2016年10月現在ではNCS分が約3550基まで増え、合計で約5300基以上が利用可能となっている。