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ポルシェ、新型「パナメーラ」先行公開イベントに真矢ミキさんと高橋幸宏氏が参加

2017年2月デビュー予定

2016年12月20日 発表

Panamera 4S:1591万円

Panamera Turbo:2327万円

新型「パナメーラ」先行公開イベントに登場した真矢ミキさん(左)と高橋幸宏氏(右)

 ポルシェジャパンは12月20日、4人乗り4ドアセダンの新型「パナメーラ」先行公開イベントを開催。会場では女優の真矢ミキさんとミュージシャンの高橋幸宏氏がゲストとして登場した。

 7年ぶりにフルモデルチェンジを実施した新型「パナメーラ」は2017年2月デビュー予定。価格は1591万円~2327万円。

 ラインアップは、最高出力324kW(440PS)/5650-6600rpm、最大トルク550Nm/1750-5500rpmを発生するV型6気筒 2.9リッターツインターボを搭載した「Panamera 4S」(1591万円)と、最高出力404kW(550PS)/5750-6000rpm、最大トルク770Nm/1960-4500rpmを発生するV型8気筒 4.0リッターツインターボを搭載した「Panamera Turbo」(2327万円)の2タイプ。両モデル、トランスミッションは8速DCT(PDK)を組み合わせ、駆動方式は4WDとなる。

「シャトーロブション」をバックにアンベールされたポルシェ パナメーラから颯爽と、降りてきた仮面をつけた謎の紳士は……

ポルシェジャパン株式会社 代表取締役社長 七五三木敏幸氏は、シークレットパーティー シャトーパナメーラの城主に扮して登場。パーティーのホストとしてさまざまな演出で新型パナメーラの魅力を語った

 日本初披露となった12月20日には、恵比寿ガーデンプレイスに設けられた特設パーティー会場で、ポルシェジャパン 代表取締役社長である七五三木敏幸氏が、パーティーのホストとしてさまざまな演出で新型パナメーラの魅力を語った。

 7年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新型パナメーラを前に、七五三木氏は「私どもの革新への挑戦、それがすべて注ぎ込まれています。すばらしい上質なインテリアと、卓越した運動性能。こういったまったく異なる2つの要素を非常に高い次元でこの車は成し遂げています」と紹介。

 続けて「パナメーラの故郷のヨーロッパには、中世からたくさんのシャトー(城)がございます。シャトーは、ひとつには外的から身を守る機能性、これが重要な事です。しかし、もう一方でどれほど美しいシャトーがあることか。そうです、新型パナメーラも機能美と美しさ、これを是非お感じいただきたいと言う事で、シャトーでお披露目させていただく事にしました」と機能性と美しさを兼ね備えたモデルであると語った。

 七五三木氏は「私は今この車に嫉妬しています。これほどすばらしい完成度の高いものが世の中にあるのか。卓越した運動性能はポルシェらしさの表れです。すばらしく上質なインテリア、さらに最先端のインフォテイメント。どうでしょう……機能と美しさ、これを具現しているこれ以上のものが地球上にあるでしょうか? そうです、パナメーラです」と同モデルの仕上がりを絶賛した。

真矢ミキさん、七五三木敏幸氏、高橋幸宏氏の3名で記念撮影
真矢ミキさん
高橋幸宏氏

 会場では女優の真矢ミキさんとミュージシャンの高橋幸宏氏がゲストとして登場。真矢さんは「この色が好きなんです。品のある、重みのある、そしてエレガントな未来もあると言う色をうまく出されていますね」と、会場に登場した新型パナメーラのボディーカラーを絶賛。

 自身も空冷の「911 カブリオレ」を乗っているという高橋氏は「V8の水冷エンジンがいい音しますよ。リアのフォルムがいいですね。中はめちゃくちゃ未来的ですよ。古いものは大切にするべきだと思いますけど……。もともと僕は新しい物好きなんで、SIMカードが搭載されていて、車の中でWi-Fiが使えるというのはいいですね」と、仕事にも使えるさまざまな新機能をチェックしていた。

“911も嫉妬する”4ドアセダン

「“911も嫉妬する”4ドアセダン」というキャッチフレーズを掲げ、堂々の初披露となった新型パナメーラ。2009年の発売より7年ぶりにフルモデルチェンジを受け、ラグジュアリーセダンの中のスポーツカーという位置づけで、新しいエンジンとデザイン、最新のテクノロジーを搭載して登場、デリバリーは2017年より開始される。

 車体、エンジン、トランスミッションは新たなテクノロジーと共にすべて刷新。エクステリアは911のエッセンスを取り入れて全体を低く見せることと、延長させることでフライラインと形容される美しいルーフラインを実現し、一目でポルシェと分かるアイデンティティになっている。

2009年より発売されている「パナメーラ」が7年ぶりにフルモデルチェンジを実施。「911」のエッセンスを盛り込んだ新たなエクステリアデザインへと変更を受けた
タイヤサイズは、Panamera 4Sには前265/45 ZR19・後295/40 ZR19、Panamera Turboには前275/40 ZR20・後315/35 ZR20を装着
車体後部は全体をより低く見せる工夫が施され、さらに延長させることにより「フライライン」と呼ばれる美しいルーフラインを実現。リアスポイラーは電動でリフトアップするだけではなく、左右に幅も拡大する
エルゴノミクスに基づいて設計された機能的で上質なインテリア。アナログを減らし、大胆にデジタル化へシフトしたデザイン。革素材にアルミニウム、カーボンを組み合わせたシートにはマッサージ機能(オプション)を兼ね備える。コネクティッドカーを体現する新しいテレマティクスサービス「Porsche Connect」を初導入し、備えられたSIMカードで車内でのWi-Fi接続が可能、リアルタイムに交通情報や情報サービスを利用できるようになった

 インテリアは、センターパネルに12インチディスプレイやタッチパネルコントロールスイッチを配備、ハードキーやメーター類を減らしデジタル化へと大胆にシフトしたデザインを採用。シートには革素材にアルミニウム、カーボンを組み合わせ、マッサージ機能(オプション)も備える。後部座席にはニュースの閲覧も可能なインフォシステムが装備され、ゲストが退屈しない工夫が盛り込まれた空間を作り出している。

 人や大型動物を検知するカメラと、84個のLEDヘッドライトにより、走路の範囲内に歩行者などが入っている場合に、ロービームの照射範囲を越えた場所にいる歩行者にも短時間ライトが自動的に照射、ドライバーはより迅速に対応する事が可能になるナイトアシスタントを初採用。

夜間運転の安全性を向上させる新システムの「ナイトアシスタント」は、走路範囲内に人や大型動物が入っている場合にカメラで検知。84個のLEDヘッドライトが歩行者や障害物を的確に照らす。(オプション装着可能)

「つながるクルマ(コネクティッドカー)」を体現する新しいテレマティクスサービス、新インフォテイメントパッケージ「Porsche Connect(ポルシェコネクト)」を初導入。SIMカードを備えて車内でのWi-Fi接続を可能とし「オンラインナビゲーションシステム」ではリアルタイムに交通情報やGoogle street viewの利用や目的地周辺の天気、駐車場の秋情報・料金などを確認する事が可能となった。App storeやGoogle play Storeからダウンロード可能な「Porsche Connect アプリ」が用意され、車両に乗り込む前に旅行の計画や目的地を設定、その結果を車両と同期させる事で目的地入力が自動で行うこともできる。さらには、行き先をリモートで入力したり、お勧めのレストラン、航空券の予約などを24時間365日対応する「コンシェルジュサービス」が世界に先駆けて2017年1月より日本で初導入されるなど、先端の安全技術とIOTテクノロジーを搭載した。