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BMW、Cd値0.22の「スポーツ・ビジネス・セダン・デザイン」や軽量化で燃費や動力性能を向上した新型「5シリーズ」
ディーゼルモデルの「523d」はJC08モード燃費21.5 km/Lを実現
2017年1月13日 06:00
- 2017年2月11日 発売
- 599万円~1017万円
ビー・エム・ダブリューは1月12日、2月11日に発売する新型「5シリーズ」を発表した。価格は599万円~1017万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
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BMW 523i | 直列4気筒2.0リッターガソリン・エンジン | 8速AT | 2WD(FR) | 5,990,000円 |
BMW 523i Luxury | 7,450,000円 | |||
BMW 523i M Sport | 7,430,000円 | |||
BMW 523d | 直列4気筒2.0リッターディーゼル・エンジン | 6,980,000円 | ||
BMW 523d Luxury | 7,680,000円 | |||
BMW 523d M Sport | 7,650,000円 | |||
BMW 530i Luxury | 直列4気筒2.0リッターガソリン・エンジン | 7,640,000円 | ||
BMW 530i M Sport | 7,890,000円 | |||
BMW 530e Luxury | 直列4気筒2.0リッターガソリン・エンジン | 8速AT+モーター | 7,780,000円 | |
BMW 530e M Sport | 8,030,000円 | |||
BMW 540i Luxury | 直列6気筒3.0リッターガソリン・エンジン | 8速AT | 9,720,000円 | |
BMW 540i M Sport | 9,860,000円 | |||
BMW 540i xDrive Luxury | 4WD | 10,030,000円 | ||
BMW 540i xDrive M Sport | 10,170,000円 |
発売時のモデルラインアップは、直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジン搭載の「523d」と直列4気筒 2.0リッターガソリンエンジンの「530i」、直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジンの「540i」とその4WDモデル「540i xDrive」を導入。その後、第3四半期に直列4気筒 2.0リッターのプラグインハイブリッドモデル「530e」、第4四半期に直列4気筒 2.0リッターガソリンエンジンのエントリーモデル「523i」を導入予定。
燃費性能では、ディーゼルエンジンモデルの「523d」が、最大出力140kW(190PS)/4000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジンと8速ATを組み合わせて、JC08モード燃費21.5 km/Lを達成する。
BMWグループの販売台数は、7万5119台でインポータートップに
新型5シリーズ発表会では、2017年初の発表会となったことから、代表取締役社長 ペーター・クロンシュナーブル氏が日本市場における2016年の販売実績を報告。2016年1月~12月期のMINIとBMWを含めたBMWグループの乗用車販売台数は、外国メーカー輸入車において8年連続でトップとなる7万5119台で、BMWブランドの販売台数では前年比約9.4%増の5万571台、MINIブランドは同約16.4%増となる2万4548台になったとしている。
2017年についても「5シリーズ」セダンを皮切りに、今春に「MINIクロスオーバー」のフルモデルチェンジを予告、2輪モデルのBMW Motorradビジネスについては、日本初となる中型免許で運転可能なニュー・モデルを投入予定であることを示した。
今回発売する新型5シリーズについて、クロンシュナーブル氏は「先進的なテクノロジーによりクラス最高の安全運転支援など、安全性と性能が向上した最善の5シリーズである」と強調した。
ビジネスアスリートのための新型5シリーズ
新型5シリーズについてはBMW ブランドマネジメント プロダクトマーケティングの大野憲氏が商品概要を説明した。
新型5シリーズのハイライトとして「スポーツ・ビジネス・セダン・デザイン」「ドライビング・ダイナミクス」「インテリジェント・ドライバー・アシスト・システム」3つのキーワードを示すとともに、最大100kg(日本仕様は最大80kg)の軽量化を実現させるため、ルーフ構造、サイドフレーム、リアエンドには高張力鋼板、エンジンフード、トランクリッド、エンジンクロスメンバー、リアサイドメンバー、ルーフ、ドアなどにアルミを採用して、燃費向上、ハンドリング向上、加減速性能を高めたとしている。
また、「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」「後車追突警告」「クロス・トラフィック・ウォーニング(フロント&リヤ)」などを採用した運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備することなどを示した。
大野氏は「BMW5シリーズは1972年に登場した初代モデルから45年間にわたりセグメントをリードする先進的なチャレンジを続けてきたモデル。BMWのフラッグシップモデル7シリーズ、BMWのスポーティーなイメージを象徴する3シリーズ、5シリーズはその2モデルの中間に位置するスポーツビジネスセダンの象徴です。新型モデルは運動性能、快適性、機能性いずれにおいても高い完成度をほこり、成功の歴史の第7章を綴る重要なモデルになると確信している」と強調した。