ニュース

最新CIを用いた「ランボルギーニ横浜」、横浜みなとみらい地区で1月21日オープン

関東3店舗目の正規ディーラーで「1人でも多くのランボルギーニファンを創出したい」

2017年1月21日 オープン

1月21日にオープンした横浜みなとみらい地区に位置する「ランボルギーニ横浜」

 ランボルギーニ ジャパンは1月21日、同日オープンする「ランボルギーニ横浜」(神奈川県横浜市西区みなとみらい)でオープニングセレモニーを開催した。2016年8月6日からプレオープンとして営業を行なっていたこの会場には、2016年12月19日(現地時間)に伊アウトモビリ・ランボルギーニが発表した新型「アヴェンタドール S」の先行展示があった。1月20日にオープニングセレモニーのあった「ランボルギーニ神戸」でも展示されていたモデルで、概要についてはこちらの記事を参照いただきたい。

 ランボルギーニ横浜は、横浜高速鉄道 みなとみらい線のみなとみらい駅にて4番出口に向かうと、駅直結で1階にショールームの入る「みなとみらいセンタービル」に出られる。高速道路では、首都高速 神奈川1号横羽線 みなとみらいランプを出て直進してすぐにある(ショールームには駐車場はないので注意)。電車でもクルマでもアクセスのよい場所となっている。近辺には高級外車ディーラーが集中していて、同じビルにはマセラティみなとみらい店も入っている。

ランボルギーニ横浜

〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1
TEL:045-212-2555/FAX:045-212-3555
営業時間:10時~19時
定休日:月曜日

ショールームはみなとみらい駅の4番出口から駅直結
案内版から1階にランボルギーニ横浜があることが分かる
ビル外側には案内の看板がある
ランボルギーニ横浜が入るみなとみらいセンタービル
周辺のマップ。「現在地」と表示された場所がランボルギーニ横浜
オープン日はエントランス付近にたくさんの花が飾られていた
エントランス上に飾られたランボルギーニのエンブレム

 ランボルギーニ横浜は、ランボルギーニとして東京(麻布、青山)、名古屋、大阪、福岡、広島、神戸に次ぐ8店舗目にあたるショールームで、関東エリアでは3店舗目の正規ディーラーとなる。ショールームの運営は麻布、青山と同じスカイ グループが行なう。

 伊ランボルギーニの最新CI(コーポレート・アイデンティティ)に基づいて作られた日本では神戸に続く2番目のショールーム。床面積は267m2あり、最大で3台の車両が展示可能。ショールームはガラス面が広くとられ、通りから展示車両がよく見えるデザイン。インテリアは重厚なイメージはなく、天井からのライティングも明るく気軽に入りやすい作りとなっている。

ランボルギーニ横浜ショールーム内
最新CIに基づいたアパレルアイテムの展示コーナー
展示されていたアパレルアイテムの数々
スマホケースや手帳などもある
ランボルギーニ ミウラのモデルカー

 ショールーム奥には、「アド・ペルソナム」と呼ばれるカスタマイズプログラム専用のコーナーが設けられ、展示されているサンプルを見ながら標準仕様には含まれないカラーやレザー、アイテムの中から好みのものを自由に選び、カスタマイズした1台に仕上げることができる。このコーナーは伊ランボルギーニの最新CIに基づいて作られている。コーナーにはホイールやマフラー、ボディカラーの見本などが飾られていた。

オリジナルの1台が作れるカスタマイズプログラム「アド・ペルソナム」のコーナー
アド・ペルソナムのロゴとボディカラーのサンプル
レザーシートカラーのサンプル
ホイールのサンプル
ブレーキキャリパーのカラーサンプル
机上で確認できる小さなカラーサンプル。レザーのステッチも再現されている
アクセサリー類も展示。専用のカーケア用品
「Track and Play」。コントローラを装着し、スマホアプリに走行状況やラップをリアルタイムに表示、記録するテレメトリーツール
引き出しの中にもさまざまなアイテムが収納される。こちらはマフラー
マフラーエンドとフロアマット見本
エマージェンシーキットなど
ボストンバッグ
アド・ペルソナムコーナーエントランス付近にあった“光る”ランボルギーニのエンブレム

 新型「アヴェンタドール S」は、従来モデルの「アヴェンタドール」からフロントおよびリアまわりのデザイン変更、4輪ステアリングシステムの採用、エキゾーストシステム軽量化などの各種改良が加えられたモデル。

 自然吸気のV型12気筒6.5リッターエンジンを搭載し、最高出力は544kW(740HP)/8400rpm、最大トルクは690Nm/5500rpmを発生。これにシーケンシャルトランスミッション「7速ISR(インディペンデント・シフティングロッド)」を組み合わせ、4輪を駆動。0-100km/h加速2.9秒を実現するとともに、最高速350km/h以上を達成する。ドライビングモードは、快適性重視の「ストラーダ」、スポーティな「スポルト」、サーキット向けの「コルサ」、好みにカスタマイズできる「エゴ」から選択できる。

 この日サプライズ展示されたアヴェンタドール Sは、オープニングセレモニーが終わると展示は終了となり、ほかのアヴェンタドールやウラカンを用いた3台展示になるとのこと。アヴェンタドール Sの展示は、今後ランボルギーニが展開するさまざまなイベントなどで行なわれる予定。

新型アヴェンタドール S

1人でも多くのランボルギーニファンを創出したい

 グランドオープニングセレモニーでは、まずランボルギーニ横浜 ゼネラル・マネージャー 茂野拓氏が登壇し、「みなとみらい地区は多くの人が訪れる注目スポットです。ショールームはアクセス良好で訪れやすく、1人でも多くのランボルギーニファンを創出できればと思います」と挨拶した。

 次に登壇したアウトモビリ・ランボルギーニ アジア太平洋地区代表のアンドレア・バルディ氏は、同社のモデルが常に最新のテクノロジーを搭載しているといった特徴を紹介するとともに、2018年にランボルギーニ第3のモデルとしてSUVタイプの「ウルス」を販売する予定であり、そのため工場も2倍に拡張して新設していることが告げられた。

 販売台数は6年連続で増加、2016年はランボルギーニ史上最高の3457台を販売した。そして、売上高の20%以上を製品の研究開発に投資し、最先端のテクノロジーを追い続けていると報告。また、モータースポーツ分野でも「ウラカン GT3」を投入したほか、2016年に「ミウラ」発売50周年を記念し、新たなレストア部門「ポロストリコ」を設立。ここでヒストリックカーのスペアパーツを保存し、オリジナル状態の修復が可能となることなどが説明された。

ランボルギーニ横浜 ゼネラル・マネージャー 茂野拓氏
アウトモビリ・ランボルギーニ アジア太平洋地区代表のアンドレア・バルディ氏
現行ランボルギーニモデルのラインアップ
販売台数は6年連続で増加した
2018年にはSUVタイプの「ウルス」を販売

 続けて、ランボルギーニ ジャパン カントリー・マネージャーのフランチェスコ・クレシ氏が登壇し、日本市場について語った。2016年は過去最高の359台(193台がV10モデル、166台がV12モデル)を販売。日本国内のディーラーネットワークについて、「ランボルギーニ横浜」が加わり8店舗となったことが報告されるとともに、「現在、世界で最新CIの導入を進めていて、ランボルギーニ横浜もそれに従った2店舗目になります。クルマをカスタマイズできる“アド・ペルソナム”コーナーでコンフィグレーションやアクセサリーの紹介などを体験してみてください。特に日本では、最先端技術に情熱を持ち、カスタマイズにとても関心が高いお客様が多いと感じています(クレシ氏)」と語った。

ランボルギーニ ジャパン カントリー・マネージャーのフランチェスコ・クレシ氏
日本での販売台数推移
日本のディーラーネットワークは8店舗となった
世界で進めているランボルギーニの最新CI
茂野ゼネラル・マネージャーへ記念品の贈呈
新店舗へ贈呈された記念品