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ホンダ、日常使いも視野に入れた新型アドベンチャーモデル「X-ADV」

アドベンチャーモデルの力強さにコミューターモデルの利便性を融合

2017年4月14日 発売

120万9600円~124万2000円

「CRF1000L アフリカツイン」を彷彿とさせるヴィクトリーレッドの「X-ADV」

 本田技研工業は、750ccクラスの新型アドベンチャーモデル「X-ADV(エックス エーディーブイ)」を4月14日に発売した。価格は120万9600円~124万2000円。

 X-ADVは、「GO EVERYWHERE with EXCITEMENT ~アクティブな心躍る気持ちで、どこへでも行ける~」をコンセプトに「平日は都会をスマートに移動し、休日は日常を離れて冒険へといざなう“アドベンチャースピリット”を持つモーターサイクル」として、遊び心あふれるモーターサイクルライフを提供することを目指し、開発された。

ボディデザインを強調する、デジタルシルバーメタリックのX-ADV

 パワーユニットには、最高出力40kW(54PS)/6250rpm、最大トルク68Nm(6.9kgm)/4750rpmを発生する水冷・4ストローク・直列2気筒 OHC 745ccエンジンと、専用セッティングとしてDモードとSモードで低いギヤを選択する領域を拡大したDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載。フロントに17インチ、リアに15インチのタイヤを採用してドライブチェーンの駆動部位の最適化を行なうことで、市街地の俊敏な走行だけでなく郊外のワインディングでのスポーティな走りも実現させた。

 また、実用性を高める装備として、LEDラゲッジライトとアクセサリーソケットを標準搭載した21Lの大容量ラゲッジボックスを採用。別体型ETC車載器やスポーツグリップヒーターを標準搭載してツーリングでの利便性を高めているほか、ホンダ スマートキーシステムとイモビライザーも標準装備している。

X-ADVのメインスイッチ
X-ADVのヘッドライト
X-ADVのテールランプ
ラゲッジボックスはフルフェイスヘルメット1個の収納を実現
「ホンダ スマートキー」はアンサーバックスイッチ付き

 カラーリングは、ボディデザインを強調する「デジタルシルバーメタリック」と、アドベンチャーモデルのトップエンドモデルである「CRF1000L アフリカツイン」を彷彿させる白いストライプが映える「ヴィクトリーレッド」の2色を設定している。

X-ADV
車名・型式ホンダ・2BL-RC95
全長×全幅×全高(mm)2,230×910×1,345
軸距(mm)1,580
最低地上高(mm)135
シート高(mm)790
車両重量(kg)238
乗車定員(人)2
燃料消費率(km/L)40.0(60km/h定地走行テスト値)<2名乗車時>
最小回転半径(m)2.8
エンジン型式・種類RC88E・水冷 4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒
総排気量(cm3)745
内径×行程(mm)77.0×80.0
圧縮比10.7
最高出力(kW[PS]/rpm)40[54]/6,250
最大トルク(Nm[kgm]/rpm)68[6.9]/4,750
燃料供給装置形式電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式セルフ式
点火装置形式フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)13
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング式
変速機形式電子式6段変速(DCT)
変速比1速2.666
2速1.904
3速1.454
4速1.2
5速1.033
6速0.837
減速比(1次/2次)1.921/2.235
キャスター角(度)/トレール量(mm)27°00´/104
タイヤ120/70R 17M/C 58H
160/60R 15M/C 67H
ブレーキ形式油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式テレスコピック式(倒立サス)
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式ダイヤモンド