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英ジャガー、世界限定300台の“ジャガー史上最もパワフルなロードカー”「XE SV Project 8」

600PS/700NmのV型8気筒 5.0リッタースーパーチャージドエンジン搭載で最高速200mph、0-60mph加速3.3秒

2017年6月28日(現地時間)発表

“ジャガー史上最もパワフルなロードカー”「XE SV Project 8」がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2017でワールドデビューした

 英ジャガー・ランドローバーは6月28日(現地時間)、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2017に出展し、“ジャガー史上最もパワフルなロードカー”「XE SV Project 8」をワールドデビューさせた。

 XE SV Project 8は、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)がデザイン、エンジニアリング、組み立てのすべてを手がけるコレクターズ・エディションの第2弾で、チューニングによってパフォーマンスを極限まで高めたモデル。V型8気筒 5.0リッタースーパーチャージドエンジンを搭載して、最高出力600PS、最大トルク700Nm、最高速200mph、0-60mph加速は3.3秒といったスーパーカーに匹敵するパフォーマンスを達成。世界販売台数は300台限定となる。

 また、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2017では、レンジローバーに新しく追加される新型「RANGE ROVER VELAR(レンジローバー ヴェラール)」や、2017年夏に全容を公開する予定の新型「XJ」派生モデルのプロトタイプを初公開。

 加えて、会場に「Jaguar Electrifies」エリアを設け、フォーミュラE選手権に参戦中のマシン「I-TYPE」や、2018年に市販モデルの発表を予定しているジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE コンセプト」を展示した。

 ジャガー・ランドローバーのマネージング・ディレクター、ジェレミー・ヒックス氏は「今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、新型『レンジローバー ヴェラール』からパナソニック・ジャガー・レーシングの『I-TYPE』まで、ジャガー・ランドローバーの多様性と幅広い商品力を余すところなく発信することができました。特に今回は、コレクターズ・エディションのスポーツ・サルーン『XE SV Project 8』を世界に披露できたことを大変うれしく思います。ジャガー史上最高にパワフルな市販車としてヒルクライムに挑む姿や、その音を体感できたことは、今後忘れられない思い出になります」とコメントした。