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ジャガー、世界販売台数300台限定「XE SV PROJECT 8」の正式受注を開始
「XE」2018年モデルにINGENIUMガソリン・エンジン搭載モデルを導入
2017年11月17日 17:50
- 2017年11月17日 受注開始
- XE:451万円~839万円
- XE SV PROJECT 8:2181万円
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは11月17日、スポーツ・サルーン「XE」の2018年モデルにINGENIUMガソリン・エンジン搭載モデルを新導入し、ラインアップを14機種に拡充して受注を開始した。価格は451万円~839万円。
また、コレクターズ・エディションの第2弾となる「XE SV PROJECT 8」の正式受注も同日に開始。世界販売台数は300台限定となり早期受注の日本市場割り当て分は完売しているが、今後も世界受注が300台に達するまで優先的に英国の本社から取り寄せを行なうとのこと。価格は2181万円。
XE
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
XE SE | 直列4気筒 2.0リッターターボチャージド(200PS/320Nm) | 8速AT | 2WD(FR) | 4,510,000円 |
XE PURE | 5,020,000円 | |||
XE PRESTIGE | 5,330,000円 | |||
XE R-SPORT | 直列4気筒 2.0リッターターボチャージド(250PS/365Nm) | 6,260,000円 | ||
直列4気筒 2.0リッターターボチャージド(300PS/400Nm) | 6,670,000円 | |||
XE PORTFOLIO | 直列4気筒 2.0リッターターボチャージド(250PS/365Nm) | 6,660,000円 | ||
直列4気筒 2.0リッターターボチャージド(300PS/400Nm) | 7,070,000円 | |||
XE S | V型6気筒 3.0リッタースーパーチャージド(380PS/450Nm) | 8,390,000円 | ||
XE PURE | 直列4気筒 2.0リッターターボチャージドディーゼル(180PS/430Nm) | 5,190,000円 | ||
4WD | 5,440,000円 | |||
XE PRESTIGE | 2WD(FR) | 5,530,000円 | ||
4WD | 5,780,000円 | |||
XE R-SPORT | 2WD(FR) | 5,730,000円 | ||
4WD | 5,980,000円 |
XE SV PROJECT 8
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
XE SV PROJECT 8 | V型8気筒 5.0リッタースーパーチャージド(600PS/700Nm) | 8速AT | 4WD | 21,810,000円 |
XE SV PROJECT 8
「F-TYPE Project 7」に続くコレクターズ・エディションの第2弾となるXE SV PROJECT 8は、最高出力600PS、最大トルク700Nmを発生するV型8気筒 5.0リッタースーパーチャージド・ガソリン・エンジンを搭載し、最高速は約322km/h、0-100km/h加速は3.7秒を誇る“ジャガー史上最もパワフルなハイパフォーマンスモデル”。
XE SV PROJECT 8のデザイン、エンジニアリング、組み立てのすべては「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」により行なわれ、ボンネット、バンパー、フェンダー、サイドスカート、フロントスプリッター、リアエアロウィングにはカーボンファイバーを使用。軽量アルミニウム構造と相まって、車両重量を最小限に抑えている。
また、調整可能なディープフロントスプリッター、リアディフューザー、大型のリアエアロウィングを装備。フロント6ピストンキャリパーと400mmカーボンセラミックディスクを備えたブレーキシステムを採用した。
XE SV PROJECT 8には2種類の仕様が用意されており、公道仕様車のインテリアはオイスターコントラストステッチを施した4席のエボニーレザーシートを搭載。フロントシートは軽量マグネシウムフレームを採用したパフォーマンスシートとなる。
車高が15mm低く2シーターとなるサーキット仕様車のインテリアは、カーボンファイバー・レーシングシートがオプション装着でき、4点式コンペティションハーネスに加えリアシートの代わりにマルチポイント・ハーネスのリテンションフープが搭載される。
エクステリアは、スタンダードカラーの「フジホワイト」「ナルヴィクブラック」「カルデラレッド」の3色に加え、オプションでSVOプレミアムカラーの「ヴァレンシアオレンジ」「ヴェロシティブルー」「メリベルホワイト」「ヴェルビエシルバー」「サテンコリスグレー」の5色を用意。
計1万色のボディカラーとアクセントカラーに加え、レース仕様のデカール、ペインテッドブレーキキャリパー、コミッショニングプラークなど、さまざまなアイテムから好みに応じて選ぶことができるオプションの「Bespoke by SVOエディション」も用意している。
XE 2018年モデル
XEの2018年モデルでは、設計から生産まで自社で手がける最高出力200PS、250PS、300PSの3種類の直列4気筒 2.0リッターINGENIUMガソリンエンジンを新たに導入。最高出力を380PSまで高めたV型6気筒 3.0リッタースーパーチャージド・ガソリンエンジン搭載のハイパフォーマンスモデル「S」のほか、直列4気筒 2.0リッターINGENIUMディーゼル・エンジンを搭載した「PURE」「PRESTIGE」「R-SPORT」の3つのグレードには「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)」を備えた4WDモデルを加え、14機種の幅広いラインアップを設定した。
安全面については、歩行者検知機能が付いた「自動緊急ブレーキ(AEB)」や車の周囲360度の映像をタッチスクリーンに表示して運転操作をサポートするサラウンド・カメラシステムを強化した「フォワード・トラフィック・ディテクション」、車線変更時の衝突回避をサポートする「ブラインド・スポット・アシスト」を新採用。
10.2インチ静電式タッチスクリーンを採用するインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」には、運転席と助手席の乗員が同時に異なるコンテンツを見ることができる「デュアルビュー機能」を搭載。オプションとして通信機能を新たに導入し、スマートフォンのアプリを介して車両から離れた場所でのドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態の確認ができるようになったほか、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐことも可能となり、コネクティビティ機能が強化された。
ボディカラーは、新色のカルデラレッドを含む全12色を設定している。