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HondaJet、2017年上半期に計24機をデリバリー。小型ジェット機カテゴリーで最多達成

現在は月平均4機のペースで生産

2017年8月16日(現地時間) 発表

ホンダの小型ジェット機「HondaJet」

 本田技研工業の航空機事業子会社 ホンダ エアクラフト カンパニーは8月16日(現地時間)、「HondaJet」が小型ジェット機カテゴリーにおいて、2017年上半期(1月〜6月)の最多デリバリー数を達成したと発表した。

 同発表は、ジェネラルアビエーションの業界団体General Aviation Manufacturers Association(GAMA)による発表に基づくもので、2017年上半期に計24機のHondaJetが米国、カナダ、メキシコおよび欧州諸国にデリバリーされた。

 HondaJetは2015年12月に米国での納入開始から、北米、欧州、中南米および東南アジアで販売されており、現在は月平均4機のペースで生産されている。

 HondaJetの開発責任者であり、ホンダ エアクラフト カンパニー社長の藤野道格氏は「多くのお客様から、HondaJetの性能、快適性、使い勝手の良さやビジネスジェット機としての完成度の高さなどで非常に高い評価をいただいていることをうれしく思います。HondaJetは、先進機能を搭載し、高性能で俊敏な操縦性能を実現したジェット機で、例えるなら空飛ぶスポーツカーと言えます。Hondaは、小型ビジネスジェット機の分野でも新たな価値を創造して、世界中でより多くの方にHondaJetを利用いただけることを願っています」とコメントしている。