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BMW、「コンセプト Z4」などアジア・プレミア5モデル出展。東京モーターショー2017出展概要
「M4 CS」「M2」「i3」などの車両や2輪車も展示
2017年10月5日 14:37
- 2017年10月5日 発表
ビー・エム・ダブリューは、10月25日~11月5日(プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月27日~11月5日)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「第45回東京モーターショー2017」の出展概要を発表した。
今回の東京モーターショーでは、8月に写真が公開された「コンセプト Z4」や「コンセプト 8シリーズ」「M5」「6シリーズ グランツーリスモ」「X3」の5モデルをアジア・プレミアとして展示。そのほかにも、「M4 CS」「M760Li」「M2」「X6 M」「i3」「i8」といった車両や、2輪車の「G 310 GS」「C evolution」「K 1600 B」「R nineT Urban G/S」を展示する。
コンセプト Z4
コンセプト Z4は、数年後に発売を予定しているモデルのデザイン試作車で、“BMWの駆けぬける歓びを純粋に表現した”というモデル。短くなったエンジンフードとシャープなオーバーハングにより、従来のBMWロードスターに比べて運転席が車体の中央寄りに位置している。
フロントホイール後ろのエアブリーザーを起点にして車体の側面に深く彫が入ったデザインは、全体に流線型かつダイナミックな印象を与え、フロントのキドニーグリルがクラシックなロードスターモデルを連想させるデザインになっている。ヘッドライトには、ライトを縦に2つ重なり合わせた新しいデザインを採用して、エンジンフードのカーブがホイール上まで伸び、フロント全体にほとんど継ぎ目のないデザインとなっている。
さらに、インテリアの大半をボディカラーで彩りながらも、ドライバーまわりにブラックを採用することで、純粋な運転する歓びを妨げないような演出を施している。
コンセプト 8シリーズ
コンセプト 8シリーズは、今後導入予定の新型8シリーズ クーペのテイストをまとい、BMWクーペの本質である運動性能、高級感、圧倒的な存在感を具現化。伝統的なデザインと新鋭的なアイデアのコラボレーションで、スポーティな個性を印象的に表現している。
インテリアは、メリノ・レザーの採用や宝石のように光を屈折させるファセット加工が施されたセレクターレバー、スワロフスキー製のiDriveコントローラーといった個々の部品デザインと素材の調和により、躍動感と高級感を同時に演出している。
M5
M5は、BMWの高性能モデルを手掛けるBMW Mが開発したモデルとして、パワートレーン、サスペンション、エアロダイナミクスを高次元でバランス。インテリジェント4輪駆動システムの「M xDrive」を搭載したハイ・パフォーマンス・セダンとなる。最高出力441kWを発生するMツインパワーターボテクノロジー搭載のV型8気筒バイターボエンジンと、駆動力配分を電子制御によって調整するアクティブMディファレンシャルを採用することで、高性能エンジンが生み出す駆動トルクを効果的に路面伝達し、高い走行性能を実現。
また、デザインの特徴でもある、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)製ルーフをはじめとするさまざまな軽量化に取り組むことで、4輪駆動システムを装備しつつも軽量化を実現した高性能なモデルとなっている。
6シリーズ グランツーリスモ
6シリーズ グランツーリスモは、フラットなルーフデザインでクーペのデザインを強調したボディに、直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載し、上質な長距離走行の快適性とプレミアム・クーペに相応しい高い機能性を融合したモデル。インテリアは、高めのシートポジションなどドライバーの快適性を追求したコックピットデザインを特徴としており、余裕あるスペースを確保。さらに、足下のスペースを広く確保した後部シートや、容量が610L~1800Lまで拡張可能なラゲージルームを備えている。