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三菱電機、準天頂衛星対応&AI技術搭載の新DIATONE SOUND.NAVI「NR-MZ300PREMI」など2機種

「リアルメジャーメント・サーキットテクノロジー」で高音質化した「NR-MZ200PREMI-2」も

2017年10月20日 発表

NR-MZ300PREMI:2017年11月9日 発売(税別26万8000円)

NR-MZ200PREMI-2:2017年12月5日 発売(税別24万円)

三菱電機、準天頂衛星対応&AI技術搭載の新DIATONE SOUND.NAVI「NR-MZ300PREMI」など2機種 11月9日発売の「NR-MZ300PREMI」(税別26万8000円)
11月9日発売の「NR-MZ300PREMI」(税別26万8000円)

 三菱電機は、オーディオ一体型カーナビ「DIATONE SOUND.NAVI」シリーズの新製品となる8型画面の「NR-MZ300PREMI」を11月9日、7型画面の「NR-MZ200PREMI-2」を12月5日に発売する。価格はNR-MZ300PREMIが26万8000円(税別)、NR-MZ200PREMI-2が24万円(税別)。

 高視野角LCDの8型画面を採用するNR-MZ300PREMIでは、2018年春にオプション品として発売予定の準天頂衛星受信機「GS-300(仮称)」との接続に対応。準天頂衛星から送られる測位情報信号を受信することで高速道路においてレーンレベルでの案内や地図表示を実現。さらに近年多発している高速道路でのUターンやバック走行を検知して、運転手に安心・安全を提供する。

 また、音声入力では本体内蔵の音声認識に加え、状況ごとにWi-Fi接続によるクラウド型の音声認識を瞬時に使い分けるハイブリット型音声認識機能「スマートボイスコントロール」を搭載。認識できる語彙と認識率が従来モデルの「NR-MZ200」「NR-MZ200PREMI」から向上して、会話形式での自然で快適な施設検索を可能としている。さらに独自のAI技術を活用して、クラウドサーバー上で要約したニュース情報を音声操作で取得できる「ニュースリーダー」も搭載。クルマの運転中でも音声によって最新ニュースが分かりやすく提供される。

 オーディオ機能ではアナログ入力回路の見直しを実施。ポータブルオーディオ機器と接続したときの音質を大幅に向上する「ピュアアナログコンテンツ再生」を搭載したほか、外部出力アンプの回路に同相ノイズ除去能力が従来モデルから約30倍向上する高音質デバイス「プレミアムグレード外部出力アンプ」を採用。外部機器接続時の高音質化を実現している。

三菱電機、準天頂衛星対応&AI技術搭載の新DIATONE SOUND.NAVI「NR-MZ300PREMI」など2機種 12月5日発売の「NR-MZ200PREMI-2」(税別24万円)
12月5日発売の「NR-MZ200PREMI-2」(税別24万円)

 HDMI Type-EのHDMI入力端子を備えるNR-MZ200PREMI-2では、独自測定による回路定数の最適化でノイズを低減した「リアルメジャーメント・サーキットテクノロジー」を搭載して、従来モデルの「NR-MZ200PREMI」より高音質な音楽再生を実現している。

 本体サイズは、NR-MZ300PREMIが約200×184×125mm(幅×奥行き×高さ)、NR-MZ200PREMI-2が約180×184×100mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はどちらも約3.1kg。