【SUPER GT 最終戦もてぎ】GT300チャンピオンを狙う4号車 グッドスマイル 初音ミク AMGには、必勝祈願の“ミクの祭壇”登場

ピットウォークの人気が高かった4号車 グッドスマイル 初音ミク AMGチーム

　2017年シーズンのSUPER GTシリーズの最終戦となる「2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 MOTEGI GT GRAND FINAL」（以下、SUPER GT 最終戦もてぎ）がツインリンクもてぎ（栃木県芳賀郡茂木町）で開催中だ。

　11月11日は予選、12日は決勝が行なわれ、パドック、グランドスタンド裏などでさまざまな関連イベントが行なわれている。ここでは、その中からピットウォークなどで見かけた風景を紹介していく。

　天候に恵まれたためか、ピットウォークは非常に混雑しており、とくにランキング上位のチームや、最終戦でトピックとなっているチームの前は大混雑。その中でもひときわ混雑していたのが、GT300クラス 4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG（谷口信輝/片岡龍也組）のピットおよびピット前。

　このチームは個人スポンサーと呼ばれる、ファン1人1人のスポンサードによって主に運営されていることもあり、ファンとの結びつきが強いチームとして知られている。しかも前戦であるタイ戦終了時でランキングトップに立ち、2014年以来のチャンピオン獲得が期待できるとあって人気も高いピットとなっていた。ピット前には、ファンが初音ミクのキャラクターグッズを持ち寄る“ミクの祭壇”も出現。必勝の強い思いが見えるものとなっていた。

4号車 グッドスマイル 初音ミク AMGは、メルセデス・ベンツの車両を用いる。そのため、最終戦もてぎに訪れたMercedes-AMG DTM Team HWAのスタッフが、記念写真を撮りに訪れていた

初音ミクのグッズに気持ちを込めてピット前に飾る“ミクの祭壇”。必勝の思いが強く込められていた

GT500のポイントランキングトップは、37号車 KeePer TOM'S LC500（平川亮/ニック・キャシディ組）

こちらは、36号車 au TOM'S LC500（中嶋一貴/ジェームス・ロシター組）

スバルのブースも人気が高かった。61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT（井口卓人/山内英輝組）

64号車 Epson Modulo NSX-GT（ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組）は、最終戦を特別なカラーで参戦。エプソンのアナログウォッチ「TRUME」をプロモーション

　このピットウォークも人気だが、グランドスタンド裏では、レクサス、日産、ホンダ、スバルなどの自動車メーカーに加え、各チームがブースを展開。新型車を見ることができたり、特別な展示車を見ることなどができるようになっている。

グランドスタンド裏のホンダ/ホンダアクセスブースでは、NSX GT3を展示

ホンダアクセスは、人気爆発中の新型軽自動車「N-BOX/N-BOXカスタム」用の純正カスタマイズ用品Modulo（モデューロ）の説明イベントを実施。ここではレースクィーンらとの距離が近いのがポイント

　日本で最も人気の高いレースであるSUPER GTの最終戦ということもあって来場者も多くなっている。各所で開催されているイベントをチェックしながら、効率よくレースウィークを楽しんでいただきたい。