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コンチネンタル、最新の「MAXテクノロジー」を採用したスポーティタイヤ「MaxContact MC6」

2018年2月より日本で販売開始

2017年12月4日 発表

オープンプライス

コンチネンタルタイヤ・ジャパンの新商品「MaxContact MC6」

 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、スポーティタイヤの新商品「MaxContact MC6(マックス・コンタクト・エムシー・シックス)」を2018年2月より順次発売する。発売サイズは42サイズで、順次サイズを拡大。価格はオープンプライス。

 MaxContact MC6は、アクティブにドライビングを楽しみ、性能にこだわるドライバーに向けたスポーティタイヤ。同社がアジア太平洋地域のマーケットをターゲットに開発した第6世代製品の柱となる製品。

 MaxContact MC6には「マルチファンクショナル・トレッド」「アダプティブ・グリップ・コンパウンド」「エクストリーム・フォース・コンストラクション」といった3つの最新テクノロジー「MAXテクノロジー」を採用した。

 マルチファンクショナル・トレッドとして、トレッドに「スタビライザー・バー」「非対称リブ・アングル」「チャンファード・エッジ」「シェブロン・グリップ・エレメント」「ステイブル・リブ構造」「ノイズ・ブレーカー2.0」という6つの機能を配置。

「マルチファンクショナル・トレッド」テクノロジー:6つの機能の配置イメージ

 アダプティブ・グリップ・コンパウンドとして、コンパウンドに粘着性のポリマーを採用。さまざまなコンディション下でも優れたグリップを生み出すためにマクロレベル、ミクロレベル、ナノレベルにおける密着を考慮して、グリップ性能を強化した。

写真左:道路と接触時にタイヤトレッドが路面の凹凸にあわせ変形し、接地面積を確保するイメージ。写真中:従来のコンパウンド(左)とアダプティブ・グリップ・コンパウンド(右)のミクロレベルの接地面の差異イメージ。写真右:タイヤと路面の分子間に働くファンデルワールス力のイメージ

 エクストリーム・フォース・コンストラクションとして、激しいコーナリングや高速走行時のタイヤのたわみを抑制するカーカス材を採用。タイヤにかかる負荷が小さい低速走行時は、従来のタイヤのカーカス材に比べて柔軟性を保つため、路面からの衝撃を吸収。タイヤにかかる負荷が大きいコーナリングや高速走行時には、従来の構造に比べてサイドウォール剛性を増したことで、より正確な路面情報をドライバーに伝え、スポーティな走行をもたらすとしている。

エクストリーム・フォース・コンストラクションにおける伸縮/柔軟性。コンフォートゾーン
エクストリーム・フォース・コンストラクションにおける伸縮/柔軟性。スポーティゾーン

 MaxContact MC6は、アジア太平洋地域専用に開発されたオールラウンドタイヤの「UltraContact UC6」、スタンダードコンフォートタイヤの「ComfortContact CC6」と並び、コンチネンタルタイヤの第6世代製品の柱の1つとなる製品との位置付けとしている。