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BMW、先進的で存在感のあるデザインとなった新型EV「i3」

新車登録から8年もしくは走行距離10万km以内のバッテリー修理を無償提供

2018年1月15日 発売

538万円~644万円

BMW「i3」

 ビー・エム・ダブリューは1月15日、EV(電気自動車)の新型「i3」を発売した。価格は538万円~644万円。ステアリング位置は右のみ。

 i3は、170PS/250Nmを発生する電気モーターによる後輪駆動のEVで、33kWhの大容量バッテリーを搭載して航続距離390kmを実現。直列2気筒647ccの発電用エンジンを搭載するレンジ・エクステンダー装備車では、走行中の発電により航続距離が121km延長され、計511kmの走行を可能としている。

モデル動力源価格
i3 アトリエモーター(170PS/250Nm)5,380,000円
i3 ロッジ5,800,000円
i3 スイート5,950,000円
i3 アトリエ レンジ・エクステンダー装備車直列2気筒647ccエンジン(発電用)+モーター(170PS/250Nm)5,870,000円
i3 ロッジ レンジ・エクステンダー装備車6,290,000円
i3 スイート レンジ・エクステンダー装備車6,440,000円

 今回発表されたi3は、エクステリアデザインを刷新。フロントは横長のLEDターン・インジケーターとともにワイドな印象のフロントバンパーを新しく採用し、LEDヘッドライトを全モデルに標準装備。リアバンパーもワイドな印象を与える新デザインとしたほか、存在感のあるマット・クローム加飾で先進的なイメージを付与。また、ボディサイドに、フロントのピラーからルーフに沿って滑らかな曲線を描くシルバーの加飾を配置することで、モダンで洗練されたデザインとした。

フロント/リアバンパーをワイドな印象を与えるデザインに変更し、LEDヘッドライトを全モデルに標準装備
ボディサイドには、フロントのピラーからルーフに沿って滑らかな曲線を描くシルバーの加飾を配置
横長のLEDターン・インジケーターを採用するとともに、マット・クローム加飾を追加

 インテリアでは、クールで洗練された印象の「ATELIER(アトリエ)」、モダンでナチュラルな「LODGE(ロッジ)」、上質かつ高級感のある「SUITE(スイート)」の3つのインテリア・デザイン・パッケージを設定。ロッジでは、ソラリック・ブラウンのウール地にナチュラル・レザーを組み合わせたシートを新たに採用した。

「ロッジ」のインテリア。新しくソラリック・ブラウンのウール地に、ナチュラル・レザーを組み合わせたシートを採用した。日本仕様車は右ハンドル仕様のみの設定

 安全運転をサポートする機能として、「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能)」「前車接近警告機能」「衝突回避・被害軽減ブレーキ(歩行者検知機能付き)」を含む「ドライビング・アシスト・プラス」と、「PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リア、ビジュアル表示機能付)」「リア・ビュー・カメラ(予想進路表示機能付)」「パーキング・アシスト」を含む「パーキング・サポート・パッケージ」をロッジとスイートには標準で、アトリエにはオプションで装備。

 加えて、「BMW SOSコール」「BMWテレサービス」「BMW iリモート・サービス」を備える総合テレマティクス・サービス「BMWコネクテッド・ドライブ」を搭載した。

 なお、新車登録から8年もしくは走行距離10万km以内で必要に応じたバッテリー修理を無償で提供するほか、3年間は主要項目のメンテンアンスなどを無償提供する「BMW iサービス・インクルーシブ」を全車標準装備。公共充電サービスを12カ月間無料で利用できる「ChargeNow(チャージナウ)」も提供される。