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伊ランボルギーニ、2017年世界販売台数が3815台の過去最高を記録

スーパーSUV「ウルス」は夏以降に発売

2018年1月15日(現地時間) 発表

2018年夏以降に発売するスーパーSUV「ウルス」でSUVセグメントへ参入

 伊ランボルギーニは1月15日(現地時間)、2017年(2017年1月1日~12月31日)の世界販売台数が3815台の過去最高を記録したと発表。世界販売台数は、2010年の1302台から約3倍に拡大。2018年夏以降にスーパーSUV「ウルス」を発売し、SUVセグメントへ参入する。

 2017年の世界販売台数は、地域別では、欧州・中東・アフリカは1477台で+18%、南北アメリカ大陸は1388台で+4%、アジア太平洋地域は1000台で+9%の伸びを記録。国別ではアメリカが1095台、日本が411台、イギリスが353台、ドイツが303台、中国が265台、カナダが211台、中東が164台と続く。ほとんどの市場で販売台数が増加し、それぞれの国で売上記録を更新したとしている。

 主要モデルでは、V12モデル「アヴェンタドール」は1173台(前年比6%増)を記録。V10モデル「ウラカン」は2642台(前年比12%増)を達成した。

アヴェンタドール
ウラカン

 アウトモビリ・ランボルギーニ CEOのステファノ・ドメニカリ氏は「2017年、ランボルギーニは一貫して順調でした。7年連続で最高記録を更新できたことは、当社の製品と営業戦略の持続力を裏付けるものです。また、ブランド認知度も大幅に高められました。特に若い世代について、ソーシャルメディアで成功を収めています。チーム一丸となった成果であり、ランボルギーニ・チーム全員が尽力してくれたことに感謝します。今回は、スーパー・スポーツカーで新モデルの立ち上げを進めると同時に、サンタアガタ・ボロネーゼ本社の生産能力を倍増させ、製品ポートフォリオの大躍進の時代が到来しました。12月の新型スーパーSUVウルスのワールドプレミアが 2017年のハイライトであったことは明らかです」とコメントしている。