フランクフルトショー 2017
【フランクフルトショー 2017】本番に先駆けニューモデル続々。フォルクスワーゲングループ前夜祭レポート
「2025年までにグループ全体で50のEV、30のPHVを導入する」とマティアス・ミュラーCEO
2017年9月12日 11:59
- 2017年9月11日(現地時間)開催
独フォルクスワーゲングループは、「フランクフルトモーターショー2017(IAA2017)」の開幕直前となる9月11日(現地時間)に、各ブランドのニューモデルをモーターショーに先駆け公開する「VOLKSWAGEN GROUP PREVIEW NIGHT」を開催した。
フランクフルトショーの会場となるMesse Frankfurtで行なわれた「VOLKSWAGEN GROUP PREVIEW NIGHT」では、フォルクスワーゲンをはじめアウディ、シュコダ、ポルシェ、ベントレー、セアト、ランボルギーニなど各ブランドの展示車両が公開された。
会の冒頭にはフォルクスワーゲングループの最高経営責任者(CEO)であるマティアス・ミュラー氏が、自動運転を実現するコンセプトカー「Sedric(Self driving car)」に乗って登壇。新戦略「Roadmap E」などについて説明を行ない、2025年までにグループ全体で50モデルのEV(電気自動車)、30モデルのPHV(プラグインハイブリッド)を導入し、2030年までにはグループのおよそ300のモデルで電動パワートレーンが選択できるようになると述べるなど、グループとして一層電動化にシフトしていくことを発表した。
フォルクスワーゲンのブースでは、SUVと4ドアクーペのクロスオーバースタイルを持つ自動運転機能を備えたEVのコンセプトモデル「I.D.CROZZ」をはじめ、フランクフルトショーの直前に発表された新型コンパクトSUV「T-Roc」を展示。
さらにアウディブースでは、EVコンセプトの「ELAINE」に加えて新型「A8」、ポルシェブースでは新型「カイエン」、ベントレーブースでは第3世代の新型「コンチネンタル GT」、ランボルギーニブースでは新型「アヴェンタドール S ロードスター」などがお披露目された。