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トライアンフ、日本での2017年年間登録台数1876台に。2年連続過去最高を達成

2018年はアドベンチャーモデル「タイガー」など年初頭より新型モデルを投入予定

2018年1月30日 発表

2018年投入予定の「タイガー1200」「タイガー800」「ボンネビル・スピードマスター」「ボンネビル・ボバー・ブラック」

 トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは1月30日、2017年の年間登録台数が1876台となり、2年連続で過去最高の年間登録台数を達成したと発表した。2017年12月の登録台数も2016年対比で167%の伸びを記録して初めて200台を超え、過去最高となる211台を達成した。

 同社によると、2017年の成功要因としては3月に発売した新型「ストリート・トリプル」を挙げ、同モデルに搭載されるエンジンをベースとして2019年よりトライアンフが「FIM Moto2チャンピオンシップ」にエンジンを供給することもあり、高い注目と評価を得たとしている。また、販売面でも販売台数の向上に貢献するとともに、最もスポーティな最上級仕様のRSが大半を占めるなどスポーティーイメージや収益性の強化にも貢献。

 また、ブリティッシュ・クラシック・カスタムの象徴として発売された「ボンネビル・ボバー」は、販売面では当初想定の約3倍の売れ行きを見せるなどブランドの牽引役になったという。

ストリート・トリプル R Low
FIM Moto2 チャンピオンシップ供給エンジン

 2018年は年初頭より新型を投入予定で、アドベンチャーモデル「タイガー」を全面刷新して、排気量800ccと1200ccの2モデルを同時発表。また、クラシック・モデル「ボンネビル・ボバー」に、カスタムの魅力を強化した「ボンネビル・ボバー・ブラック」のほか、「ボンネビル・スピードマスター」を発売する。

 同社では、ブランドスローガン「プレミアム・モーターサイクル・ライフスタイル・ブランド」実現に向けて、「ブランド認知の向上」「新製品攻勢」「販売店網の刷新」といった3つの戦略方針を軸に改革に取り組んでおり、2018年も継続して「3つの戦略方針」を強化するという。

 販売店網の刷新については、2017年の年初より「トライアンフ仙台」「トライアンフ横浜港北」「トライアンフ東京」「トライアンフ水戸」「トライアンフ広島」の5店舗が新規オープン。2018年も主要都市に大規模な旗艦店の開設を予定しているとしている。

トライアンフ仙台
トライアンフ横浜港北
トライアンフ東京
トライアンフ水戸
トライアンフ広島

 2017年の総括について、同社 代表取締役社長の野田一夫氏は「販売台数が1900台に迫るレベルとなりいまや、 大型バイク実績では輸入車ブランド中トップ3に肩を並べることができたと実感する。まだまだやるべき事は多いが『顧客中心』を念頭に努力して来たことが実を結び始め、少しずつではあるが着実に市場での認知が高まって来た。今後もブランドスローガン『プレミアム・モーターサイクル・ライフスタイル・ブランド』として、バイクを通じた心躍る生活の提供を目指して行きたい」とコメントしている。