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トライアンフ、95.2PSの3気筒エンジンを搭載する新型「Street Triple S」

「ロード」「レイン」のライディングモード切り替え可能

2020年5月9日 発売

99万9000円

新型「Street Triple S」

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは、ミドルウエイトスポーツの新型「Street Triple S」を5月9日に発売する。価格は99万9000円。

 2007年に発売されたStreet TripleシリーズのニューモデルとなるStreet Triple Sは、軽量で扱いやすい3気筒DOHC 660ccエンジンを搭載。最高出力70kW(95.2PS)/11250rpm、最大トルク66Nm/9250rpmを発生し、6速トランスミッションと組み合わされる。また、3気筒エンジンによるユニークな“トリプルサウンドトラック”も特徴の1つとなっている。

ホイールベースは1410mm、シート高は810mm。乾燥重量は168kg。3気筒DOHC 660ccエンジンは最高出力70kW(95.2PS)/11250rpm、最大トルク66Nm/9250rpmを発生

 外観では2020年モデルの「Street Triple RS」(143万7000円)でも採用された、ポジションライトを備える新しい「ツインLEDヘッドライト」を装着。印象的でよりアグレッシブな新しいスタイリングを踏襲している。

 このほかにも調整機能が向上した新型ミラーを採用し、新型のフライスクリーン、エアインテーク、サイドパネル、リアユニットなどを含む新しいボディワークによってスポーティさを強調。カラーリングは「クリスタルホワイト」を基調として新デカールを使った新しいペイントスキームとなっている。

ポジションライトを備える新しい「ツインLEDヘッドライト」を装着
新デカールを使った新しいペイントスキームを採用

 足まわりでは高速安定性を実現する特徴的なガルウィングスイングアームを採用し、ハイスペックなショーワ製サスペンションを装着。フロントブレーキにニッシン製2ピストンスライディングキャリパー、リアブレーキにブレンボ製シングルピストンキャリパーを備える。タイヤは舗装路での使用にフォーカスした全天候型のピレリ製「Diablo Rosso III」を標準装着する。

 また、LCDディスプレイを使い、「ロード」「レイン」の2種類でスロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定を調整できるライディングモードを用意している。

メーターパネル左側にあるLCDディスプレイで「ロード」「レイン」のライディングモードを変更可能
高い高速安定性を実現するガルウィングスイングアームを採用

 このほか、新型の「スクロールLEDインジケーター」「Triumphシフトアシスト」「シフトアップ/シフトダウンクイックシフター」、アンダーカウルとシートカウル、新型フライスクリーンバイザーの新しいカラーコーディネート、クイックリリースマウント機能を備える耐水ラゲッジシリーズなど、パフォーマンスや保護性能、快適性、スタイルをカスタマイズできる60種類以上の純正アクセサリーが用意されている。