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ポルシェ、最高出力520PSの自然吸気エンジン搭載モデル「911 GT3 RS」をジュネーブショーで世界初公開
モータースポーツ向けシャシー採用する公道仕様のGTスポーツカー
2018年2月21日 13:57
- 2018年2月21日（現地時間） 発表
独ポルシェAGのモータースポーツ部門は2月21日（現地時間）、最高出力383kW（520PS）の水平対向6気筒 4.0リッターエンジン搭載する公道仕様のGTスポーツカー「911 GT3 RS」をジュネーブモーターショーにおいてワールドプレミアすると発表した。
新型911 GT3 RSに搭載される水平対向6気筒 4リッターエンジンは、最高出力383kW（520PS）を発生。トランスミッションは特別にチューニングされた7速PDKを組み合わせる。
先代モデルや911 GT3のエンジンより最高出力は15kW（20PS）アップ、エンジン回転は最高9000rpmに達する。パフォーマンスでは0-100km/h加速は3.2秒、最高速は312km/hに達する。
エクステリアには固定式リアスポイラーを装備。インテリアはカーボン製フルバケットシートを装備するとともに、収納ネットやオープニングループ付きの軽量ドアパネル、遮音材の縮小、軽量リアリッドの採用などの軽量化が図られた。
モータースポーツ向けのシャシーには、全てのアームにボールジョイントを採用、フロントは20インチ軽量ホイールと新開発の265/35スポーツタイヤ、リアには21インチホイールと325/30タイヤを装着する。
また、911 GT3 RSには無償オプションとして「クラブスポーツパッケージ」を用意。このパッケージには、ロールオーバーバー、手動式の消火器、バッテリー切断スイッチ用アダプター、6点式シートベルトが含まれる。
さらに「ヴァイザッハパッケージ」では、シャシー、インテリア、エクステリアに対するカーボン部品の追加と、オプションのマグネシウムホイールを用意。このパッケージによる最軽量の構成で911 GT3 RSの重量は1430kgまで低減される。
