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レッドブル・トロロッソ・ホンダ、新型パワーユニット「RA618H」を搭載する新型マシン「STR13」公開

10号車はピエール・ガスリー選手、28号車はブレンドン・ハートレー選手

2018年2月26日 発表

STR13(28号車:ブレンドン・ハートレー選手)

 本田技研工業とスクーデリア・トロロッソが結成したレッドブル・トロロッソ・ホンダは2月26日、ホンダの新型パワーユニット「Honda RA618H」を搭載する2018年のF1(FIAフォーミュラ・ワン世界選⼿権)新型マシン「STR13」を公開した。

 新型マシンSTR13は、10号車をピエール・ガスリー選手、28号車をブレンドン・ハートレー選手がそれぞれステアリングを握る。今後チームは、スペイン・バルセロナで2⽉26⽇から⾏なわれるテストで実戦に向けた調整を⾏ない、3⽉25⽇にメルボルンで決勝を迎えるオーストラリアGPに臨む。

STR13(10号車:ピエール・ガスリー選手)
STR13(28号車:ブレンドン・ハートレー選手)

 スクーデリア・トロロッソ チーム代表 フランツ・トスト氏は「ホンダとともに迎える新たなシーズンが今から楽しみです。これまでエンジン独占供給を受けた経験がないトロロッソが歴史のあるホンダとパートナーになり、これからともに進んでいくことにわくわくしています。また、我々は2⼈のルーキーを2018シーズンのドライバーに迎えています。ルーキーとはいえ、ピエール・ガスリーもブレンドン・ハートレーも昨年いくつかのレースで我々とともに戦っており、今シーズンが彼らにとって初のF1フル参戦の年になるのです。ピエールは2016年のGP2(現F2)チャンピオンであり、ブレンドンは昨年のFIA 世界耐久選⼿権とル・マン24時間で王者となりました。そんな2⼈に競争⼒のあるマシンを提供できれば、ハイレベルなパフォーマンスを⽰してくれると確信しています。我々がハードワークを重ねて開発した STR13 がサーキットを駆ける姿を⽬の当たりにすることが待ちきれません。いよいよ、シーズンの始まりです……Gambarimasu(ガンバリマス)!!」とコメント。

 本⽥技研⼯業 ブランド・コミュニケーション本部⻑ 森⼭克英氏は「昨年9⽉のパートナーシップ発表から、⾮常にタイトな時間の中で準備を進めてきましたが、この⽇を迎えることができました。ここまで⼀緒に開発に取り組んできたトロロッソとホンダのエンジニア、メカニックの皆さんに感謝の⾔葉を送りたいと思います。今⽇から始まるテストで新⽣ Red Bull Toro Rosso Honda のマシンを熟成させメルボルンに向かいます。皆さまの応援をよろしくお願いします」とコメントしている。

STR13(10号車:ピエール・ガスリー選手)