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ホンダ、2018年シーズンからF1「トロ・ロッソ」へパワーユニット供給

トロ・ロッソをワークスチームとした1チームへの供給体制

2017年9月15日 発表

2018年シーズンから本田技研工業はイタリアのF1チーム「スクーデリア トロ・ロッソ」にパワーユニットを供給する

 本田技研工業は9月15日、イタリアのF1チーム「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア トロ・ロッソ)」とパワーユニットの供給について合意したと発表した。パワーユニットの供給は2018年シーズンから行なわれ、ホンダはトロ・ロッソをワークスチームとした1チームへの供給体制となる。

 以下に本田技研工業 代表取締役社長 八郷隆弘氏とトロ・ロッソ チーム代表 フランツ・トスト氏のコメントを記す。

本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘氏のコメント

 トロ・ロッソは、才能あるドライバーを数多く輩出してきた若さと勢いのあるチームで、彼らと共にチャレンジできることを、とても嬉しく思います。また、このパートナーシップの実現に向け、ご協力をいただいたリバティメディアとFIAに対して感謝を申し上げます。

 ファンの皆さまの期待に応えられるよう、トロ・ロッソと共にチーム一丸となって戦ってまいりますので、応援をよろしくお願いいたします。

Scuderia Toro Rossoチーム代表 フランツ・トスト氏のコメント

 Hondaと共にレースができることを、チーム全員がとても楽しみにしています。Hondaの創業者、本田宗一郎さんが二輪車で初めてレースの世界に入って以来、レースは常に彼らの企業文化の中心です。そのHondaと我々が一丸となってチャレンジすれば、大きな成果につながるのは間違いありません。

 HondaのF1活動には、初参戦した1964年から始まる長い歴史があり、エンジンサプライヤーとして5回のドライバーズタイトルと、6回のコンストラクターズタイトルを獲得しました。このHondaの伝統と実力をもってすれば、我々の未来は実りあるものになると確信しています。