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ホンダ、モナコGP欠場のアロンソ選手に代わりジェンソン・バトン選手起用

「日ごろからトレーニングで鍛えているのでフィジカル面でも問題ない」

2017年4月14日発表

F1から引退を表明していたジェンソン・バトン選手が、5月28日に開催されるF1 第6戦 モナコGPに出場

 本田技研工業は4月14日、5月28日に開催されるF1 第6戦 モナコGPへの欠場を発表していたフェルナンド・アロンソ選手に代わり、2016年シーズンをもってF1から引退していたジェンソン・バトン選手を起用すると発表した。

 ジェンソン・バトン選手のコメントは以下のとおり。なお、アロンソ選手は同日に開催されるインディカー・シリーズのシーズン第6戦「インディアナポリス500マイルレース」に参戦することを発表している。

ジェンソン・バトン選手のコメント

 再びF1でレースができ、また、そのステージが私にとって慣れ親しんだモナコGPですから、これ以上の舞台はないと思っています。

 モナコでは2009年に優勝していますし、私の大好きなサーキットの一つです。ここは、ドライバーのテクニック次第で大きな差がつく難しいコースだと思います。MCL32の今シーズン序盤は難しいスタートになっていますが、これまでフェルナンドとストフェルがドライブしてきたサーキットよりも、モナコはこのマシンに合っています。

 2009年の再現のようなレースは難しいかもしれませんが、それでもポイントを獲得するチャンスは十分にあると考えていますし、そうなれば、チームにとって大きな意味があると思います。

 フェルナンドのインディ500挑戦については、レースで健闘するだけでなく、インディ500という舞台そのものを楽しんでくれたらいいと思っています。フェルナンドにとってスーパースピードウェイでのレースは全く新しい世界になりますが、彼は経験豊富な素晴らしいドライバーですから、すぐに順応すると予想しています。

 日曜の夕方、モナコGPの後には、きっと私は彼の姿をテレビで見ていることでしょう。とても楽しみです!

 でも、本当に楽しみにしているのは、自分自身がモナコGPという特別な場所でチャレンジできることです。MCL32には、モナコGPの前にマクラーレンのシミュレーターで乗る予定で、それでレースへの準備は整うと思っています。日ごろからトライアスロンのトレーニングで十分に鍛えていますから、フィジカル面でも全く心配していません。F1パドックにいる旧友たちに会うのも楽しみですし、何か少しでもファンの皆さんに喜んでもらえることができたら良いと思っています