ホンダ、250ccクラスの新型ネイキッドロードスポーツモデル「CB250R」

CB250R（マットクリプトンシルバーメタリック）

　本田技研工業は、250ccクラスの新型モデルとして軽2輪のネイキッドロードスポーツモデル「CB250R」「CB250R＜ABS＞」を、5月22日に発売する。価格は50万3280円～55万4040円。

　CB250Rは「日常の移動を遊びに変える“SPORTS ROADSTER”」を開発コンセプトとし、運動性能の最大化を目標に、軽量化とマス集中化を図りながら、市街地から郊外のワインディングロードまで楽しめる特性のパワーユニットを搭載。足まわりは上質なライディングフィールを追求したというモデル。製造国はタイ、国内年間販売計画台数は計4600台。

CB250R（ブラック）

　パワーユニットは、最高出力20kW（27PS）/9000rpm、最大トルク23Nm（2.3kgm）/8000rpm）を発生する水冷4ストロークの単気筒DOHC 249cm³エンジンを搭載。トランスミッションは6段リターン式。

　燃料性能は60km/h定地燃費値で44.5km/L（2名乗車時）、WMTCモード値で33.7km/L（クラス3-1：1名乗車時）。

　車体は高張力鋼管と鋼板で構成された新設計のスチールフレームを採用。各部位の剛性を最適化しながら、軽量な車体パッケージングと高い運動性能を実現させたという。また、足まわりは路面追従性を追求した倒立フロントフォーク、より安定した減衰力を発揮する分離加圧式リアサスペンションユニット、高張力鋼板製のスイングアームを組み合わせた。

　スタイリングは、基本モチーフを新世代CBシリーズのトップエンドモデル「CB1000R」の造形と共通させることでクラスレスなスタイルを採用。また、全ての灯火器にLEDを採用するとともにフルデジタル液晶メーターを装備。

　CB250R＜ABS＞には、車体の角速度、加速度を検出して車体姿勢の推定データとして活用するIMU（Inertial Measurement Unit）付ABS（アンチロック・ブレーキ・システム）を標準装備する。

　カラーバリエーションは「ブラック」「キャンディークロモスフィアレッド」「マットクリプトンシルバーメタリック」の3色を設定した。

CB250R（ブラック）

CB250R（キャンディークロモスフィアレッド）