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マツダ、2018年も引き続き5種類の参加型イベントに協賛

ドライビングレッスンは「ベーシック」「アドバンス」の2クラス

2018年3月13日 発表

マツダ車で参加できる「Be a driver.マツダ・ドライビング・アカデミー」など、マツダは2018年も5種類のイベントに協賛

 マツダは3月13日、2014年から取り組みを強化して行なっている「ドライビングレッスンイベント」と「参加型モータースポーツイベント」における2018年の協賛計画について発表した。

 マツダ車ユーザーに「走る歓び」を体感してもらうために実施されているこの取り組みでは、今シーズンも2017年に引き続き、ドライビングレッスンイベントとして「Be a driver.マツダ・ドライビング・アカデミー」、参加型モータースポーツイベントとして「マツダファン・サーキットトライアル」「マツダファン・エンデュランス」「ロードスター・パーティレースIII」「GLOBAL MX-5 CUP JAPAN」の計5種類に協賛する。

Be a driver.マツダ・ドライビング・アカデミー

 マツダ車なら車種での制約なく参加できるBe a driver.マツダ・ドライビング・アカデミー。専門のインストラクターやマツダスタッフなどが講師を務め、「安心で快適な運転のポイントを知りたい」「運転がもっと上手になりたい」「愛車のことをもっと深く知りたい」といったさまざまな希望を持つ人に参加を呼びかけている。

 レッスン内容は、運転を基礎から学びたい人が対象の「ベーシック・クラス」、スポーツドライビングの経験があったり、すでにベーシック・クラスを受講した人などが対象の「アドバンス・クラス」の2種類を用意。どちらのクラスでも会場となるサーキット内の施設を使用して、安全に配慮した環境で実施される。

 開催日や参加料は会場となるサーキットや受講クラスによって異なり、1万3000円~2万5000円。また、富士スピードウェイで開催されるドライビングレッスンを受講する場合、独自のサーキット走行ライセンスを合わせて取得できる「FISCOライセンスパック」も用意されている。このほか、レッスンのプログラム詳細などについてはBe a driver.マツダ・ドライビング・アカデミーの紹介サイトを参照していただきたい。

【開催日程】(ベーシック・クラス)
5月12日 スポーツランドSUGO(宮城県)
6月2日 岡山国際サーキット(岡山県)
7月2日 鈴鹿サーキット(三重県)
7月30日 富士スピードウェイ(静岡県)
9月16日 富士スピードウェイ(静岡県)
10月13日 岡山国際サーキット(岡山県)

【開催日程】(アドバンス・クラス)
7月22日 岡山国際サーキット(岡山県)
10月26日 富士スピードウェイ(静岡県)
11月10日 スポーツランドSUGO(宮城県)

マツダファン・サーキットトライアル

 マツダファン・サーキットトライアルは一般的なレースではなく、コースを1周して計測したラップタイムで競うJAF公認のタイムアタック競技。参加する車両の車種や改造の有無で細かくクラス分けされ、ナンバープレートのあるマツダ車で参加できる。クラスごとの順位を競うほか、会場ではプロの「ドライビングアドバイザー」にサーキット走行の基礎を質問したり、タイム更新に向けたアドバイスなどが受けられる。

 参加費はNORMALクラスとTUNEDクラスが2万円、クローズドクラスが1万8000円。このほかの参加概要などはマツダファン・サーキットトライアルの公式サイトを参照していただきたい。

【開催日程】
4月14日 東北ラウンド スポーツランドSUGO(宮城県)
6月23日 中国・夏ラウンド 岡山国際サーキット(岡山県)
7月8日 九州ラウンド オートポリス(大分県)
9月1日 関東ラウンド 筑波サーキット(茨城県)
9月24日 東海ラウンド 富士スピードウェイ(静岡県)
11月24日 中国・冬ラウンド 岡山国際サーキット(岡山県)

マツダファン・エンデュランス

 スタート後の給油が禁止され、車両に搭載したガソリンだけで2時間30分を走り切るナンバープレートのあるマツダ車による耐久レース。速さと燃費を両立させる運転テクニックやチームワークなどが勝敗を分けるポイントになるという。また、マツダファン・エンデュランスでもマツダファン・サーキットトライアルと同様に参加車両の車種や改造の有無でクラス分けが行なわれ、「ドライビングアドバイザー」によるアドバイスなども受けられる。

 参加費は5万円(車両1台とドライバー1人。ドライバー追加は3000円/人)。このほかの参加概要などはマツダファン・エンデュランスの公式サイトを参照していただきたい。

【開催日程】
4月15日 東北ラウンド スポーツランドSUGO(宮城県)
7月8日 九州ラウンド オートポリス(大分県)
8月26日 茨城ラウンド 筑波サーキット(茨城県)
9月23日 東海ラウンド 富士スピードウェイ(静岡県)
10月21日 千葉ラウンド 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ(千葉県)
11月24日~25日 中国ラウンド 岡山国際サーキット(岡山県)

ロードスター・パーティレースIII

 JAF公認のナンバー付き車両レース「NR-Aカテゴリー」の規定に沿って造られた「ロードスター NR-A」で行なわれている、スポット参戦も可能な年間シリーズ戦。2002年から続く歴史ある参加型モータースポーツとなっており、現在も3代目ロードスターの「NCクラス」、4代目ロードスターの「NDクラス」が併催されている。

 会場となるサーキット別に「北日本シリーズ」「東日本シリーズ」「西日本シリーズ」で年間戦が実施され、9月には富士スピードウェイで参加者同士の交流を深めることを目的とした「交流戦」(NDクラスのみ)も開催される。参加料はシリーズクラスが4万円/1戦、クラブマンクラスが3万8000円/1戦。このほかの参加概要などはロードスター・パーティレースIIIの公式サイトを参照していただきたい。

【開催日程】(北日本シリーズ:スポーツランドSUGO)
第1戦~第2戦 4月14日
第3戦 7月29日
第4戦 9月29日(NDクラス)
第4戦 9月30日(NCクラス)

【開催日程】(東日本シリーズ:筑波サーキット)
第1戦 5月5日
第2戦 5月27日
第3戦 9月1日
第4戦 10月28日

【開催日程】(西日本シリーズ:岡山国際サーキット)※NDクラスのみ開催
第1戦 4月22日
第2戦 6月24日
第3戦 9月8日
第4戦 11月24日

【開催日程】(交流戦:富士スピードウェイ)※NDクラスのみ開催
交流戦 9月24日

GLOBAL MX-5 CUP JAPAN

 日本では2017年からスタートした「マツダ MX-5(日本名:ロードスター)」によるイコールコンディション車両のワンメイクレース。初代チャンピオンになった山野哲也選手など有名ドライバーも多数参戦し、賞金総額600万円と日本代表として米マツダレースウェイ・ラグナセカで行なわれる「GLOBAL MX-5 CUP 世界一決定戦」の参戦資格をかけて争う「GLOBALクラス」のほか、45分の決勝レース中に1回以上のピットインが義務づけられ、ドライバー交代も可能な「EMBLEMクラス」を設定。アメリカで製作された世界共通のマシンにより、ドライバーの技量によって勝負が決まるレースとなっている。

 このほかの参加概要などはGLOBAL MX-5 CUP JAPANの公式サイトを参照していただきたい。

【開催日程】
第1戦 4月15日 スポーツランドSUGO(宮城県)
第2戦 6月10日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
第3戦 7月1日 鈴鹿サーキット(三重県)
第4戦 8月19日 岡山国際サーキット(岡山県)
第5戦 9月24日 富士スピードウェイ(静岡県)

富士スピードウェイで開催された2017年のGLOBAL MX-5 CUP JAPAN 第5戦