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パナソニック、高速道路上での逆走検知&警告機能搭載の新型PND「ゴリラ」3機種
一時停止や制限速度などの道路標識情報を知らせ、注意を促す機能も
2018年5月9日 13:31
- 2018年6月中旬 発売
- オープンプライス
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品として「CN-G1200VD」「CN-G720D」「CN-G520D」の3モデルを6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はCN-G1200VDが7万円前後、CN-G720Dが6万円前後、CN-G520Dが4万円前後。
7V型モデルのCN-G1200VDとCN-G720Dは、高級感のあるシルバーフレームと両端を絞ったスタイリッシュな薄型ボディを採用。5V型モデルのCN-G520Dは、軽自動車などの小型車のインテリアにもフィットするよう丸みを帯びた優しいデザインを採用した。
今回の新型ゴリラでは、東名高速道路などの主要な高速道路上での逆走を検知して、音とアイコンで警告する「逆走検知」機能をPNDとして業界初搭載(首都高速道路などの自動車専用道路は対象外)。また、高速道路のSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)で休憩後の発進時に逆走への注意を喚起する「逆走注意アラーム」も搭載し、危険運転回避を二重にサポートする。加えて、一時停止や制限速度といった見落としがちな道路標識情報を知らせ、注意を促す機能も搭載されている。
また、最上位機種のCN-G1200VDでは、交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」機能を搭載。交通状況の変化に合わせて渋滞を避けたルートを自動で探索、案内するとともに、3年間の道路マップ無料更新に対応し、新規開通道路もタイムリーにカバーする。
そのほか、新型ゴリラではGPS衛星に加え、ロシアの衛星「グロナス」と日本の準天頂衛星「みちびき」からの信号も現在地測位に活用。衛星信号が届きにくいところでは、独自開発の「Gジャイロ」で継続測位を可能にしている。
さらに「Gジャイロ」からの情報を集積演算回路(CPU)で最適化処理した上で衛星信号と合わせてメインCPUで処理を行なう「Gロケーション」を搭載し、高精度な現在地測位を実現。これにより高架下道路、高速道路と一般道の上下並走、高架道への一般道からの進入など、特に都市部で複雑化する道路網でもより正確に現在地を測位し、高いナビゲーション精度を実現している。
主な機能差異一覧
品番 | 画面サイズ | 逆走検知 | 逆走注意アラーム | 道路標識等 | 道路マップ無料更新 | VICS WIDE対応 | リアビューカメラ対応 | Gロケーション | 16GBメモリー |
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CN-G1200VD | 7V型 | 〇 | ○ | 〇 | ○ | 〇 | ○ | ○ | ○ |
CN-G720D | 7V型 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | - | ○ | ○ |
CN-G520D | 5V型 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | - | 〇 | 〇 |