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ホンダ、250ccクラスの新型スクーター「フォルツァ」
7月20日発売。新設計のフレームや新エンジンなどを採用
2018年5月16日 19:02
- 2018年7月20日 発売
- 64万6920円
本田技研工業は、250ccクラスの新型軽2輪スクーター「フォルツァ」を7月20日に発売する。フルモデルチェンジにより新設計のフレームや新エンジンなどを採用した。価格は64万6920円。
新型フォルツァは、最高出力17kW(23PS)/7500rpm、最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/6250rpmを発生する水冷4ストローク・単気筒OHC 248cm3エンジンを搭載。燃費は60km/h定地燃費値で41.0km/L(2名乗車時)、WMTCモード値で33.3km/L(クラス2-2:1名乗車時)を実現する。
従来モデルの「フォルツァ Si」のABSタイプに比べて、車両重量は10kgの軽量化を図るとともに、ホイールベースを35mm短縮。新設計のフレームは、フレーム各部を構成するパイプ径や肉厚、接合位置を最適化することで剛性の最適化と軽量化を実現。また、フロア内部のラジエターとバッテリーの搭載位置を見直すことでマスの集中化とコンパクト化を図り、軽快感のあるハンドリングを実現したという。
足まわりには、従来モデルに対しそれぞれ1インチサイズアップを図ったフロント15インチ、リア14インチの新デザインアルミホイールに、ワイド化したタイヤを組み合わせることで優れた走破性を追求。また、ブレーキング時の安心感を高めるABSを標準装備した。
また、ホンダのスクーターとして初めてHSTC(ホンダ セレクタブル トルク コントロール)を採用。後輪のスリップを検知した際に燃料噴射量を制御し、エンジントルクを最適化することで後輪の駆動力を抑制して状況に応じた走行に寄与するもので、トルクコントロールがONの状態と、トルクコントロールを必要としないOFFの状態が選択可能。
装備面では、より便利にエンジン始動ができるスマートキー「Honda SMART Keyシステム」や140mmの可動範囲で無段階で調整可能な電動式可動スクリーンを採用。フルフェイスヘルメットを2個積載できるラゲッジスペース、フロント部左側のインナーボックス内に携帯端末などの充電に便利なアクセサリーソケットを装備する。
カラーリングは「パールホライゾンホワイト」「マットガンパウダーブラックメタリック」「アステロイドブラックメタリック」の3種類を設定。
通称名 | フォルツァ |
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車名・型式 | ホンダ・2BK-MF13 |
全長×全幅×全高 (mm) | 2,140×750×1,355 |
軸距 (mm) | 1,510 |
最低地上高 (mm) | 145 |
シート高 (mm) | 780 |
車両重量 (kg) | 184 |
乗車定員 (人) | 2 |
最小回転半径 (m) | 2.4 |
エンジン型式・種類 | MF13E・水冷 4ストローク OHC 4バルブ 単気筒 |
総排気量 (cm3) | 248 |
内径×行程 (mm) | 68.0×68.5 |
圧縮比 | 10.2 |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 17[23]/7,500 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 24[2.4]/6,250 |
60km/h定地燃費値 | 41.0km/L〈2名乗車時〉 |
WMTCモード値(クラス2-2) | 33.3km/L〈1名乗車時〉 |
燃料供給装置形式 | 電子式(電子制御燃料噴射装置[PGM-FI]) |
始動方式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
燃料タンク容量 (L) | 11 |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) |
タイヤ前 | 120/70-15M/C 56P |
タイヤ後 | 140/70-14M/C 62P |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピック式 |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
フレーム形式 | アンダーボーン |