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ホンダ、排気量を125ccにアップした「モンキー125」7月12日発売
スタイリングはそのままに、走る楽しさを拡大
2018年4月23日 13:03
- 2018年7月12日 発売
- 39万9600円~43万2000円
本田技研工業は、原付二種のレジャーモデル「モンキー125」を7月12日に発売する。価格はモンキー125が39万9600円、モンキー125<ABS>が43万2000円。
モンキー125は、楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”をコンセプトに開発。従来の50ccモデル「モンキー」の特徴である「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの魅力を踏襲しつつ、最高出力6.9kW(9.4PS)/7000rpm、最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/5250rpmを発生する125ccの空冷4ストローク単気筒OHCエンジンに4速MTを組み合わせ、市街地で多用する回転域では力強く、ツーリング走行ではスムーズさを楽しめる出力特性とした。
スタイリングは、前後長を短く上下にボリューム感を持たせた台形シルエットを採用。趣味性の高いモデルとして、ヘッドライトやテールランプ、スピードメーター、バックミラーをラウンド形状とするなど、外観パーツをシンプルな曲面でまとめることで愛らしさを演出。スチール製の前後フェンダーやマフラーカバー、ヘッドライトトリムなどをクローム仕上げにするとともに、ポリッシュ工程を加えて仕上げた艶やかな燃料タンクには、歴史ある製品を象徴するオールドウイングマークの立体エンブレムを採用した。
加えて、全ての灯火器には高輝度で被視認性にも配慮したLEDを用いたほか、上質感を演出するオールドウイングマーク付きのウェーブキーを採用。スピードメーターは、イグニッションON操作でウインクするアニメーションが楽しめるLCDタイプとした。
車体は、ヘッドパイプ、メインパイプ、エンジンハンガープレート各部に適度な剛性と強度を持たせたしなやかさと剛性を兼ね備えたバックボーンフレームを採用。シートレールは剛性を確保しながら、デザインの基調であるラウンドシェイプに合わせた形状としている。
脚まわりには、バネ下重量を軽減する倒立フロントフォークや、強度を確保した専用設計のスイングアームを採用。ブレーキは前後ともに制動フィーリングに優れたディスクブレーキを搭載し、フロントのみ「ABS(アンチ・ロックブレーキ・システム)」を装着したタイプを設定した。
タイヤは12インチのブロックパターンタイプを装着してレジャー感を演出。高密度ウレタンを採用したクッション性のよいシートの採用などとあいまって、快適な乗り心地を確保するとともに、剛性感としなやかさを兼ね備えた扱いやすい操作フィールを実現した。
また、ホイールベースは1155mmに設定し、モンキーならではの愛らしいシルエットを確保しつつ、直進安定性やコーナリング時、不整地走行など、さまざまな走行状況で楽しめる操縦性能を確保した。
ボディカラーには、情熱を表現する「パールネビュラレッド」と、若々しさを表現した「バナナイエロー」の2色を設定。燃料タンクをホワイトとのツートーンとして、コンパクトな車体の存在感を高めた。
主要諸元 | |
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通称名 | モンキー125 |
車名・型式 | ホンダ・2BJ-JB02 |
全長×全幅×全高(mm) | 1,710×755×1,030 |
軸距(mm) | 1,155 |
最低地上高(mm) | 160 |
シート高(mm) | 775 |
車両重量(kg) | 105【107】 |
乗車定員(人) | 1 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
エンジン型式・種類 | JB02E・空冷 4ストローク 単気筒OHC |
総排気量(cm3) | 124 |
内径×行程(mm) | 52.4×57.9 |
圧縮比 | 9.3 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 6.9[9.4]/7,000 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 11[1.1]/5,250 |
燃料消費率(km/L)定地燃費値 | 71.0(60Km/h定地走行テスト値)<1名乗車時> |
燃料消費率(km/L)WMTCモード値(クラス) | 67.1(クラス1)<1名乗車時> |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> |
始動方式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量 (L) | 5.6 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン |
変速比 | 1速:2.5、2速:1.55、3速:1.15、4速:0.923 |
減速比 1次/2次 | 3.350/2.266 |
キャスター角(度)/トレール量(mm) | 25°00´/82 |
タイヤ | 前:120/80-12 65J、後:130/80-12 69J |
ブレーキ形式 | 前後:油圧式ディスク |
懸架方式 | 前:テレスコピック式(倒立サス)、後:スイングアーム式 |
フレーム形式 | バックボーン |