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【CEBIT 2018】独フォルクスワーゲン、VR技術でクルマをデザイン。デザインデータから外形を削り出し
2018年6月11日 22:35
- 2018年6月11日(現地時間) 発表
フォルクスワーゲンはドイツ ハノーファーで開催される「CEBIT 2018」(開催日6月12日~15日)開幕前日の6月11日(現地時間)、プレスカンファレンスを実施。自社ブースを公開した。
プレスカンファレンスでは、自動運転車「セドリック アクティブ」の初公開がメインとなっていたが、フォルクスワーゲンブースにはほかにもさまざまな技術展示が行なわれていた。
その一つがVR(Virtual Reality)技術を使って、クルマをデザインするというデモ。白いモックアップの4輪車の横で公開されている映像では、ハンドトラッキングコントローラを使ってデザインする模様が映し出されていた。
その後、完成データをもとにボディを削り出し、削り出されたものが展示されていた。
【CEBIT 2018】フォルクスワーゲン、VRデザイン
VRによってデザインをする試みはすでに各方面で始まっており、フォルクスワーゲンとしても一つのケーススタディとして展示したものだろう。VRデザインのメリットとしては、各方面からすぐにデザインを確認でき変更も容易というのがあり、実際に映像でもボディカウルの形状をハンドトラッキングコントローラで調整している様子が映し出されていた。