米グッドイヤーとブリヂストン米子会社、新会社「TireHub」を共同で設立。米国最大規模のタイヤ卸売事業会社に

米グッドイヤー（ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー）とブリヂストンの米国子会社BSAM（ブリヂストン アメリカス・インク）が設立する新会社TireHub（TireHub, LLC.）

　米グッドイヤー（ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー）とブリヂストンの米国子会社BSAM（ブリヂストン アメリカス・インク）は6月20日、両社が保有する卸売網を統合する新会社TireHub（TireHub, LLC.）を設立すると発表した。

　TireHubは、米国で最大規模の乗用車用・小型トラック用タイヤ（PSR・LTR）の卸売事業会社となり、BSAMとグッドイヤーがそれぞれ50％ずつ出資して、両社から独立して事業を行なう。必要な許認可の取得を完了して、2018年7月第1週より営業を開始する。

　TireHubは、グッドイヤーとBSAMの持つ商品ラインナップを供給するとともに、両社の米国内の物流ネットワークを統合。商品の在庫・販売・配送まで一貫したサービスを提供して、全米のほとんどの販売店に毎日配送が可能としている。