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ホンダ、ロボティクス研究の取り組みについてコメント。ヒューマノイドロボットの研究は継続

2018年6月28日 発表

ASIMO(アシモ)

 本田技研工業は6月28日、同社のロボティクス研究の取り組みについてコメントを発表した。

 以下は同社の公式サイトに掲載されたコメント。


 Hondaは2030年に向けて「すべての人に“生活の可能性が拡がる喜び”を提供する」ことを目指しています。その実現に向けて、ASIMOのような人に寄り添い、生活の質を向上させ、人の可能性を拡大するロボティクス研究に取り組んでおり、ヒューマノイドロボットの研究も継続しています。

 また、これまでのASIMOの技術の量産製品への転用や、応用製品の実用化にも取り組んでいます。


 この発表について同社広報部に確認したところ、ASIMOの開発を取りやめたとの報道を受けての発表であることを認めたうえで、ホンダでは現在のASIMOとなる前の「P1」「P2」「P3」と人型ロボットの研究は続けており、これからもヒューマノイドロボットの研究は継続していくとコメントした。

 なお、ASIMOは現在、東京青山にある「ホンダウエルカムプラザ青山」、栃木県茂木町ツインリンクもてぎ内「Honda Collection Hall」、東京都江東区にある日本科学未来館で毎日デモンストレーションを行なっている。

ASIMO
ASIMOの技術を応用したパーソナルモビリティー「UNI-CUB」