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日産、2018年上半期国内販売で「ノート」が登録車トップ。1970年上半期「サニー」以来48年ぶり
「セレナ」がミニバン No.1を獲得
2018年7月5日 18:37
- 2018年7月5日 発表
日産自動車は7月5日、「ノート」が2018年上半期(2018年1月-6月累計)の販売で7万3380台を記録して、国内登録車販売ランキング(軽自動車を除く)で1位を獲得したと発表した。1970年上半期の「サニー」以来、日産車として48年ぶりの国内登録車No.1という。
同社によると、ノートは新電動パワートレーン「e-POWER」の利便性が高く評価されたとし、実際にノートの購入者の約7割が「e-POWER」搭載車を選択しているという。
また、「セレナ」の販売台数も5万6095台と、2018年上半期のミニバンセグメント(3列シートの国産車)で1位を獲得。2018年3月の「e-POWER」搭載車の追加により高い評価を得たとしている。
同日、都内で会見した日産自動車 常務執行役員 日本マーケティング&セールスの伊藤由紀夫氏は「2018年上半期にノートが全国で登録車No.1を獲得しました。日産自動車にとって48年ぶりの快挙になります。併せてセレナもミニバンセグメントで全国でNo.1を獲ることができました、本当にありがとうございます」と挨拶。
伊藤氏は「ニッサン インテリジェント モビリティが全国の皆さまに受け入れていただいた、その現れであると考えています。ノートやセレナがお客さまに愛されている秘訣の多くはe-POWERにあると思います。100%モーター駆動ならではの加速のよさ、スムーズな走り、それに静粛性。併せて、本日科学的に証明された走りの楽しさ、ワクワクする体験、これがe-POWERの成功の秘訣。日産自動車が進めてまいりました100%電気自動車のリーフの技術開発に由来しております。リーフも4月に累計販売台数が10万台を超えることができました。私はすでに日本は電動駆動車の普及モードに入ったと感じております。日産自動車はこれからもニッサン インテリジェント モビリティによる電動駆動車の普及を通じてお客さまにワクワクする走りをお届けしたい」とコメントした。
同日発表された「ノート e-POWER 4WD」について、伊藤氏は「電動パワートレーンのe-POWERとモーターアシストの4WDを組み合わせたもので、凍結路、積雪路、どのような路面状況においてもお客さまの運転をサポートする構造になっています。ノート e-POWERは、もともと雪道の強さについてはお客さまから非常に好評を得ておりました。今回、雪の坂道とか、ツルツルの路面とか、雪がすごく積もった場所といった積雪地方でお困りの道路状況を徹底的に研究しました。そのような道路状況でもお客さまに安心と安全をお届けするその思いで研究開発を続けてきましたノート e-POWER 4WD、自信の作品です」とコメントした。