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トヨタといすゞ、資本関係を解消。トヨタが保有するいすゞ全株式を売却予定
2018年8月3日 15:43
- 2018年8月3日 発表
トヨタ自動車といすゞ自動車は8月3日、資本関係を解消することに合意したと発表。今後、トヨタは保有するいすゞの株式5000万株(出資比率5.89%)についてすべての株式を売却予定。
トヨタといすゞは2006年11月に、ディーゼルエンジンを中心とした両社の開発・生産の分野における相互の経営資源の活用や、技術面の補完を図り、相互にシナジー効果を発揮する枠組み、ならびに協業案件の検討を進めることで基本合意。あわせて、トヨタはいすゞの株式を取得した。
その後、市場環境の変化により当初検討していたプロジェクトの一部が中止になるなど、具体的に協業が進展しないまま現在に至り、そのような事業実態を勘案し、今回、出資関係を見直すという合意に至った。
両社はニュースリリースで「今後も両社は、要素技術レベルの共同開発を継続するなど良好な関係を維持していくとともに、今後の取引の可能性についても常にオープンな姿勢であることに変わりはありません」とコメントしている。