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アイシンとデンソー、電動化の普及に向けた駆動モジュール開発・販売の合弁会社設立検討に合意。2019年3月設立

出資比率はアイシン50%、デンソー50%

2018年8月27日 発表

 アイシン精機とデンソーは8月27日、電動化のための駆動モジュールの開発および販売の合弁会社設立に向けた検討を進めることに合意したと発表した。出資比率はアイシン50%、デンソー50%。

 電動化の普及には、電動車両の駆動に欠かせない、トランスアクスル、モータージェネレーター、インバーターというキーコンポーネントが1つのパッケージになった、駆動モジュールの提供が求められるとし、さまざまな種類の駆動モジュールを開発・販売するために、アイシンとデンソーの強みを結集した駆動モジュールの開発・販売の合弁会社を設立する。

 合弁会社では、HV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)、FCV(燃料電池車)、EV(電気自動車)など幅広い電動化ニーズに対応できる駆動モジュールのラインナップを揃え。EV市場の急拡大が見込まれる中国をはじめ、世界各地域への幅広い普及を図る。

 今後、両社で合弁会社の詳細を検討し、2019年3月の設立を目指していく。