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台湾貿易センター、2019年上半期に開催する自動車関連の国際見本市「TAIPEI AMPA 2019」など3展示会の共同記者発表会
President&CEOの葉氏が来日。「台湾と日本において、こうした展示会などは重要なプラットフォーム」
2019年3月15日 19:07
- 2019年3月15日 開催
台湾貿易センター(TAITRA)は3月15日、「TAIPEI AMPA 2019」「COMPUTEX 2019」「FOOD TAIPEI 2019」の共同記者発表会を開催した。
今回共同記者発表会を行なった3つの展示会は、すべて台湾 台北市で開催される国際的な展示会。冒頭では、この共同記者発表会のために来日した台湾貿易センター President&CEO 葉明水氏があいさつを行なった。
葉氏は「台湾と日本の間の経済貿易のやりとりにはとても密接なものがあります。貿易の規模については672億ドルとなっておりまして、台湾から日本を訪れた方は述べ480万人に達し、日本から台湾を訪れた方はおよそ200万人近くとなっております。こうしたことからも日本との関係は密接だということがうかがい知れます」と、台湾と日本の関係を紹介。
続けて、「今回、2019年の上半期に開催される大きな3つの展示会についてご説明させていただきます。台湾と日本において、こうした展示会などは重要なプラットフォームとなっております。各種製品のセールスの伸びやマーケティングにおいても重要ですし、ソリューションを提供する上でも後押しとなってくれています。今回のこの機会を通じまして、皆さまに現在の開催状況などについてお伝えさせていただきます」と述べ、今回紹介する展示会が重要であるという位置付けを示した。
自動車関連の国際見本市となるTAIPEI AMPA 2019は、「台北国際自動車部品およびアクセサリー見本市」「台北国際カーエレクトロニクス見本市」「台湾国際スマート交通見本市」「台湾国際電動車両見本市」を4月24日~27日(現地時間)に、「台湾国際オートバイ見本市」「台湾国際チューニングおよびカーケア見本市」を4月25日~28日(現地時間)に開催する。
会場は「台北南港展示センター ホール1」「台北南港展示センター ホール2」の2か所で、1309社、3654ブース(数値は3月11日現在)が展開される。展示はEV化、電子化、スマート化がメインになるという。
TAIPEI AMPAの説明を行なった台湾貿易センター Project Manager 陳育萍氏は、「今年はMOBILETRONやNoodoe、BMWなどの企業が出展を予定していて、190の国や地域から4万人を超えるバイヤーが来場する見込みです。TAIPEI AMPAは東南アジアなどアジア圏の産業トレンドが分かる場所として考えられており、注目度が高い展示会となります」と、盛り上がりに期待を示した。
また、世界有数のICTとIoTの展示会となるCOMPUTEX TAIPEI 2019の開催概要については、台湾貿易センター Project Manager 陳柏慧氏が説明。39回目を迎える今回は、5月28日~6月1日(現地時間)に開催され、ホールごとに展示内容を分けてこれまでのICT新製品の展示だけでなく、AI(人工知能)、5G、ブロックチェーン、IoT、イノベーション&スタートアップ、ゲーミング&XR(仮想現実)という6つのテーマに拡大した。
アジア最大級の国際総合食品見本市となるFOOD TAIPEI 2019の出展概要は、台湾貿易センター Project Manager 江柏珊氏が説明。6月19日~22日(現地時間)に開催され、フルーツや農作物をはじめ、食品加工設備やハラール食品など多岐にわたる展示を実施する。