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【オートモビル カウンシル 2019】マツダ、世界3000台の限定モデル「ロードスター 30周年記念車」日本初公開

ブライトイエローのコンセプトカー「クラブレーサー」も日本初公開

2019年4月5日~7日 開催

「ロードスター」の30周年記念車を日本初公開

 マツダは4月5日、世界3000台の限定モデル「ロードスター 30周年記念車」を「オートモビル カウンシル 2019」(幕張メッセ:4月5日~7日開催)において日本初公開した。

 ロードスター 30周年記念車は、ロードスターの誕生30周年を記念して製作された限定モデル。心が沸き立つ1日の始まりを予感させる朝焼けのようなオレンジ系の専用色「レーシングオレンジ」を採用するなど、今後のロードスターへの期待を込めたという。日本での販売台数は、ソフトトップモデルの「ロードスター」とリトラクタブルハードトップモデルの「ロードスターRF」を合わせて150台を予定。価格は368万2800円~430万3800円。

プレスカンファレンスにはマツダ 常務執行役員 デザイン・ブランドスタイル担当 前田育男氏、ロードスター商品主査兼チーフデザイナー 中山雅氏が登壇した
モデルルーフタイプエンジン駆動方式変速機価格
ロードスター30周年記念車ソフトトップ「ロードスター」直列4気筒DOHC 1.5リッター「SKYACTIV-G 1.5」2WD(FR)6速MT3,682,800円
リトラクタブルハードトップ「ロードスターRF」直列4気筒DOHC 2.0リッター「SKYACTIV-G 2.0」6速MT4,303,800円
6速AT4,260,600円

 また、マツダは「オートモビル カウンシル 2019」での出展テーマを「ロードスター ~30年の物語、そして今~」と定めて計6台のロードスターを展示している。

 1989年のシカゴオートショーに参考出品され、「ブライトイエロー」のボディカラーを採用した初代ロードスターベースのコンセプトカー「クラブレーサー」も日本初公開されるほか、ロードスターのリリースに先駆けて1985年に製作され、米国 カリフォルニア州で試走評価を実施した「ロードスター プロトタイプモデル」も展示される。

初代ロードスター「クラブレーサー」(1989年 米国シカゴオートショー参考出品車)
1985年に製作し、米国カリフォルニア州にて試走評価を実施した車両「ロードスター プロトタイプモデル」

 そのほか、1989年式の「初代ロードスター」、2代目ロードスターの「ロードスター 10周年記念車」、3代目ロードスターの「ロードスター 20周年記念車」といった歴代モデルが展示された。

ロードスター(初代モデル)1989年式。当時新車で購入し、長年所有されていたオーナーから、2018年にマツダへ寄贈された車両
ロードスター10周年記念車(2代目モデル)1999年式。1.8リットルエンジン搭載車をベースに、専用の内外装と装備を採用
ロードスター20周年記念車(3代目モデル)2009年式。ソフトトップモデルおよびパワーリトラクタブルハードトップモデルをベースに、専用の内外装と装備を採用

 マツダブースではトークショーも実施され、初代ロードスターの企画を手掛けた福田成徳氏、初代~3代目までロードスターの開発主査を務めた貴島孝雄氏といったマツダOBがゲスト参加する予定となっている。

トークショースケジュール(予定)

4月5日 13時~13時40分、15時~15時40分
4月6日 11時~11時40分、15時~15時40分
4月7日 11時~11時40分、15時~15時40分