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レクサス、北米向け「NX」を2022年初頭からカナダで生産

レクサス車では「RX」に続き2モデル目

2019年4月29日(現地時間)発表

レクサス「NX」(海外仕様)

 トヨタ自動車のカナダの生産事業体「TMMC(Toyota Motor Manufacturing Canada,Inc.)は4月29日(現地時間)、TMMC ケンブリッジ工場(オンタリオ州ケンブリッジ)で2022年初頭からレクサス(トヨタ自動車)のコンパクトクロスオーバーSUV「NX」の生産を開始すると発表した。

 TMMC ケンブリッジ工場は北米地域向けの現地生産を行なっており、トヨタの「カローラ」「RAV4」などに加え、2003年9月からレクサス「RX」の生産もスタート。今回のNXで2モデル目のレクサス車生産となる。なお、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの両方を生産するとのこと。

TMMC ケンブリッジ工場
ケンブリッジ工場におけるレクサス「RX」生産風景

 同日にジャスティン・トルドー首相をはじめとする政府関係者を来賓に迎えたNX新規生産を発表する式典が行なわれ、この式典でTMMC プレジデントのフレッド・ヴォルフ氏は「昨年公表した新型RAV4生産や工場刷新への投資に続き、TMMCがレクサス NXの生産工場に選ばれたことを嬉しく思います。RXとNXというレクサスモデル2車種を生産することは、TMMC従業員への信頼の高さを示しています」と述べている。

 TMMC ケンブリッジ工場では1988年11月の生産開始以来、累計で800万台以上を生産。今春には新型RAV4の生産開始に向け、新プラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に対応できるよう工場を刷新。連邦・州政府からの支援分と合わせて14億カナダドル(約10億米ドル)を投資しているという。

TMMC(Toyota Motor Manufacturing Canada,Inc.)でのレクサス車生産(1分41秒)