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室屋義秀選手、レクサスカラーでアクロバット飛行。F-35やオスプレイも飛んだ「岩国航空基地フレンドシップデー」

2019年5月5日 実施

レクサスカラーの「エクストラ 300SC」でアクロバット飛行を披露した室屋義秀選手

 5月5日、「岩国航空基地フレンドシップデー2019」(以下、FD19)が米海兵隊・海上自衛隊岩国基地で開催された。このイベントは日米親善をテーマとして毎年5月5日に開催されているもの。広大な基地内の一部を一般開放しており、さまざまな食事やアトラクションが楽しめるほか、米海兵隊の最新航空機や自衛隊の航空機の地上展示に加え、天候に問題がなければ飛行展示が行なわれる。

 さらに岩国基地には、米海軍厚木基地に配備されていた部隊が2017年より移動してきており、米空軍三沢基地と並び米軍関係では大規模な飛行展示の行なわれるイベントとして知られている。航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」飛行展示を予定していたが、使用機であるT-4のエンジン不具合対策により当面展示飛行中止となりキャンセル、その分、米軍関係の飛行展示プログラムが充実したものになっていた。

オープニングイベントはアメリカ合衆国、日本両国の国歌が順次流され、空から国旗が入場

レッドブル・エアレース ランキングトップの室屋選手がレクサスカラーの航空機で参加

室屋選手の飛行展示

 この岩国航空基地フレンドシップデーに、空のF1と呼ばれる「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に参戦する室屋義秀選手も参加。室屋選手は、アジア人として初めてのチャンピオンを2017年に獲得したほか、2019年シーズンも初戦のアブダビを優勝。現時点でシリーズポイント1位となっている。ちなみに第2戦はロシアのカザンで6月15日~16日に開催され、日本戦は9月7日~8日に開催(チケット発売は5月1日から)される。

 世界有数のパイロットである室屋選手がFD19の飛行展示の相棒に選んだのは、レクサスカラーの「エクストラ 300SC」。近年は富士スピードウェイで開催されるSUPER GTでも展示飛行を行なっているので、夏の富士戦に訪れた人は、その迫力のフライトを見たこともある人はいるだろう。

 航空基地で行なわれるフライトだけに、FD19でのフライト内容は充実したもので、愛機エクストラ 300SCを自在に操り、ムロヤホイールなどのスペシャルマニューバを数多く実施。レッドブル・エアレースのシミュレーション飛行も行ない、観客の熱い声援を受けていた。

展示のスタートは背面宙返りから
レクサスカラーが青空に映える
とても飛行機とは思えない飛び方を披露
航空基地で実施する飛行だけあり、富士スピードウェイのときよりも激しい動き
展示飛行の最後は室屋選手が低空飛行をしつつ、観客に手を振ってあいさつ

 また、グッズを購入したら2分の1の確率で室屋選手のサインがもらえるサイン会を実施しており、そこには長い行列もできていた。

展示飛行終了後、サイン会を行なう室屋選手。握手やツーショットなどファンの1人ひとりに応えていた。世界最高のパイロットと触れ合える瞬間

F-35B ライトニングIIやMV-22 オスプレイ、F/A-18F スーパーホーネットが飛びまくる

 前述したようにブルーインパルスの飛行展示がなくなったFD19だが、その飛行展示は充実したもので、岩国基地に所属するF-35B ライトニングIIやMV-22 オスプレイ、F/A-18F スーパーホーネットが激しい飛行展示を行なった。

岩国基地に所属するF-35は垂直離着陸ができるタイプ
爆弾倉を開いたり、アフターバーナーで飛んだりして多用途性能をアピール
飛行途中で、着陸形態に移行し……
ホバリングしたので「写真で見る」風に
横から
なにかと話題のオスプレイの飛行も見ることができる
飛行形態やホバリング形態など。有料の観覧席だとさらに近くで見ることが
飛行展示の始まりから背面飛行に移行するF/A-18F スーパーホーネット。スパホの性能の高さを披露
岩国基地は海が近く湿度が高いためか、ヴェイパーが発生することが多い

 そのほか米太平洋空軍(PACAF)のViper Demo Teamに所属するF-16Cもさらに激しい飛行展示を実施。とくに室屋選手がサイン会をしていた時間帯にあたる午後の飛行展示では、F-35やF/A-18の後だけにF-16の性能を見せつけるような飛行展示を実施していた。

F-35やF/A-18がガンバルと、F-16はそれ以上のものを見せるべく激しい飛行に。LWF構想の元祖としての意地だろうか?
アフターバーナーやヴェイパーで展示を彩り
低く進入してハイスピードローパスと、F-16の魅力を引き出していた