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レッドブル・エアレース開幕戦、室屋義秀選手がアブダビ大会を優勝。2位とは0.003秒差
2017年最終戦インディアナポリス⼤会以来の1位表彰台
2019年2月10日 20:57
- 2019年2月9日(現地時間) 決勝
アラブ⾸⻑国連邦(UAE)で開催された「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2019年シーズン」開幕戦は、2⽉9⽇(現地時間)に決勝レースが行なわれ、日本人パイロットの室屋義秀選⼿が優勝。室屋選手はアブダビ大会で初勝利を果たした。
決勝レースを勝ち上がった4名のパイロットでタイムを競う「ファイナル4」で、室屋選⼿は1番⼿のフライトで53秒780のタイムを記録。最終コーナーからゲート14に侵⼊する際に機体の体勢を崩しかけたがペナルティなくゴールした。
残る3選⼿は、ニコラス・イワノフ選手がエンジントラブルで離陸できずDNS(Did Not Start)で不戦敗。次にフライトした、2018年のアブダビ⼤会の勝者マイケル・グーリアン選手が54秒009を記録。最後にフライトした2018年のワールドチャンピオン マルティン・ソンカ選手は、室屋選手から0.003秒差となる53秒783を記録。
これにより室屋選⼿が勝利。室屋選手は2017年の最終戦インディアナポリス⼤会以来の優勝を果たした。
決勝後、室屋選⼿は「FP1(フリープラクティス1)からファイナルまで⾮常に安定して⾶べていたので、それで予選も⾸位で3ポイント取ることができましたし、ファイナルもギリギリでしたけど勝ち抜くことができ、最終的に最⼤28ポイントを獲得できたということで⾮常によいスタートを切れたと思います。2017年の(最終戦)インディ(アナポリス)から今まで1年以上勝ちがなく、1位は⾮常にハッピーなんですけど、2位だとどうしても『こうしたら勝てた』『ああしたら勝てたんじゃないか?』という思いが出てくるので、1位は別格ですね。今はこの1位を味わいたいと思います」とコメントしている。
ファイナル4結果
1位:室屋義秀(⽇本):53秒780(25+3ポイント)
2位:マルティン・ソンカ(チェコ):53秒783(22ポイント)
3位:マイケル・グーリアン(アメリカ):54秒009(21+1ポイント)
4位:ニコラス・イワノフ(フランス):DNS(18ポイント)