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【レッドブル・エアレース千葉 2018】予選、室屋義秀選手は3番手タイム56秒403を記録

予選トップタイムはマイケル・グーリアン選手の55秒424

2018年5月26日~27日 開催

室屋義秀選手(ゼッケン31)

 千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)で開幕した「レッドブル・エアレース千葉 2018」。5月26日は翌日の決勝に向けた予選が行なわれ、室屋義秀選手は予選3位のタイム56秒403を記録した。

 予選日の前日となる5月25日に、強い風が吹くなか1回目のフリープラクティスが行なわれ、室屋選手は5位のタイム58秒284を記録した。5月26日午前に囲み取材に応えた室屋選手は「垂直尾翼のラダーをコントロールするのに、少し感覚を調整する必要があり時間がかかった。それでもまあまあのタイムが出たのでわるくない感触。今日はコンディションもいいので、それぞれの選手のタイムも縮まって予選あたりが勝負となる」と振り返った。

 5月26日は昨日までの風もおさまりタイムの出やすいコンディションとなった。室屋選手は2回目のフリープラクティスで57秒221を記録して8位のタイム、3回目のフリープラクティスでは55秒806を記録するも、2秒のペナルティをもらい57秒806と10位のタイムとなった。

 16時から開始された予選では、ポイントランキング下位の選手からタイムアタックを開始。12番目にフライトした室屋選手のタイムは56秒403と、それまでのトップタイムであるカービー・チャンブリス選手の56秒058に届かないが、その時点の2位のタイムを記録した。

カービー・チャンブリス選手(ゼッケン10)
室屋義秀選手(ゼッケン31)

 室屋選手に続いて、マット・ホール選手とマイケル・グーリアン選手のタイムアタック。マット・ホール選手は57秒459と12位、最後にアタックしたマイケル・グーリアン選手はトップタイム55秒424を記録した。

 これにより予選結果のトップ3は、マイケル・グーリアン選手がトップ、カービー・チャンブリス選手が2位、室屋義秀選手が3位の順となった。明日5月27日は14時から決勝がスタートする。

マイケル・グーリアン選手(ゼッケン99)

予選結果。順位:Pilot:Run Time(Penalties)

1位:マイケル・グーリアン:0:55.424
2位:カービー・チャンブリス:0:56.058
3位:室屋義秀:0:56.403
4位:マティアス・ドルダラー:0:56.425
5位:ピート・マクロード:0:56.699
6位:フアン・ベラルデ:0:56.840
7位:ミカエル・ブラジョー:0:56.926
8位:ペトル・コプシュタイン:0:56.980
9位:マルティン・ソンカ:0:57.005
10位:クリスチャン・ボルトン:0:57.176
11位:ニコラス・イワノフ:0:57.348
12位:マット・ホール:0:57.459
13位:フランソワ・ルボット:0:58.972(ペナルティ2秒)
14位:ベン・マーフィー:0:59.716(ペナルティ2秒)